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ナジャフの宗教・部族勢力がサドル師派に武装解除要求
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http://www.asahi.com/international/update/0511/008.html
イスラム教シーア派聖地ナジャフで米軍が同派の強硬派ムクタダ・サドル師の民兵組織を包囲している問題で、地元の宗教指導者や部族代表者が9日、サドル師派に武装解除などを要求し、従わなければイラク警察や部族が強制措置に乗り出すとの最後通告を突きつけた。協議に加わっているイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)筋が10日、明らかにした。サドル師派は地元勢力にも包囲され、窮地に陥ることになりそうだ。
同筋によると、最高宗教権威のシスターニ師やSCIRIのナジャフ代表アルゴバンチ氏ら宗教勢力が部族勢力と2週間前から協議し、9日にサドル師派に提案した。(1)ナジャフ市内での武器携帯の停止(2)市内からの重火器の撤去(3)公共施設からのサドル師派民兵組織の撤収(4)米軍の市内侵攻禁止−−が主な内容。サドル師派にナジャフでの武装蜂起の停止を求めている。
10日もサドル師派との協議が続いているという。同派が提案を受け入れなければ、イラク警察、部族勢力が「力による解決を遂行する」としている。強制措置となれば、SCIRIの武装民兵「バドル軍団」も参加すると見られる。
協議の中で、ナジャフの宗教・部族勢力はサドル師派が提案を受け入れれば、米軍が同師を逮捕したり、攻撃したりすることはないと確約したという。
SCIRI筋は、サドル師が受け入れれば、4月初めから続く米軍とサドル師派の衝突の終息につながるとしている。
(05/11 03:14)