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(回答先: 虐待は「占領開始当初から」 イラク前人権相が仏紙に (Asahi) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 5 月 09 日 23:30:47)
虐待、陸軍情報部が方法を伝授…元米軍現場将校
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040509i215.htm
米軍によるイラク人虐待問題で、この虐待・拷問の舞台となったバグダッド郊外アブグレイブ刑務所に配属され、内部告発に接した上官の1人、マイケル・シェリダン元予備役少佐(41)は読売新聞の取材に対し、「虐待が行われたのはアブグレイブだけでない」「若い憲兵らは罪を着せられた」などと述べ、虐待が米陸軍情報部による組織的関与だったとの見方を裏付けた。
現在、民間企業の中堅管理職として職場復帰したシェリダン元予備役少佐は、2月の帰国まで同刑務所の憲兵大隊に配属された。今回、「個人的体験に基づく部分なら話せる」としてインタビューに応じた。
シェリダン氏は、「当時、アブグレイブ、ウンムカスルだけでなく、バグダッド郊外の残り2か所の刑務所、収容所でも虐待があった」と言明。例えば、看守が収監者に向かって排尿するような“軽微”な事件の申し立てを含めて調べ、改善勧告を行った、と述べた。
その上で、同氏は、ある時点から陸軍情報部員が午前2時前後に突然、ヘリコプターでアブグレイブ刑務所を訪れるようになり、「睡眠の剥奪(はくだつ)」「食事の管理」などの「拷問方法」を持ち込んだと聞き、同刑務所の管理責任者、ジャニス・カーピンスキー准将(現在、停職処分)や同氏らが「懸念を深めていた」と説明した。
しかし、「年若い憲兵」は「(軍情報部に)利用されて拷問を行った」。同氏によると、「中東諸国の尋問と拷問の方法に詳しい」情報部員から、アドバイスを受けたと見られる憲兵らは、「この尋問を行うと、わずか1週間で(収監者を)骨抜きにできる」などと喜び、その姿に情報部員は「満足げだった」。
同氏は、憲兵が虐待を写真やビデオに収めていた理由については、「米軍に不利になるだけの物証だが、『おまえも協力しなければ、こういう目に遭わせるぞ』と、収監者に見せて尋問の効率化を図ったのではないか」と推測した。
今回の事件の発端について、同氏は、今年1月13日、軍内の犯罪を調べる犯罪捜査局(CID)兵士が「自室のドアの下のすき間から入れられていた」として、匿名のメモ書きと1枚の写真入りCDを持ってきたと説明。同氏が大隊司令官に通報、司令官が電話でカーピンスキー准将に伝えたという。(ニューヨーク 勝田 誠)
A(2004/5/10)