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(回答先: 興奮などしておらん。阿呆なこと抜かすから叱っておるのだ。 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 5 月 09 日 13:16:14)
米軍のイラク占領は、イラク国内における揺るがせない客観的な事実です。イラク国民は、米軍に占領されていることを認めているし、現在も占領下にあることを事実として認めざるを得ない状況です。独裁者フセインの追放は米軍の侵略戦争の結果だとイラク国民が1番良く知っています。その上で、その後、米軍のイラク市民の殺戮を経験して、次第に反米感情の高まりを抑えきれない状況に変化して来ています。イラク国民は、米軍占領を反対しているのではなく、当座、兎も角、米軍のイラク市民殺害を見て経験しながら、米軍の撤退を強く希望している、それは、米軍の占領を認めないのではなく、侵略占領によって、その後の米軍の占領政策の変化によってイラク市民の無用な殺害が増え、結果的に米軍に裏切られたということを知ったという、最近の、反米感情の高まりの結果です。実質的にも、精神的にも占領政策は、イラクの現状です。イラク国民が希望しているのは、米軍のイラク国内からの撤退です。米軍の占領を認めないというのは、観念的な米軍侵略への全面否定に過ぎませんが、イラク国民の考えは、そうではなく、フセインの追放だけは、占領の結果として、少しだけ、今でも評価しているのですが、次第に、米軍の大量殺戮に絶えられなくなっているということでしょう。何も、一部の、数万人から数十万人のイラク武装勢力グループだけがイラク市民ではありません。数千万人のイラク国民全体から見れば、イラク武装民兵は、ホンの一部のイラク国民に過ぎません。イラク国民の大多数は、今でも占領軍の主張する6月の政権移譲に期待し、それを大人しく待っているということも云えます。