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(回答先: Re: 【龍川爆発事故】「停車中のガソリン列車の側面をガス列車が追突」 【朝鮮日報】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 24 日 14:46:14)
記事入力 : 2004/04/23 19:39
【龍川爆発事故】“生命線”絶たれた北朝鮮経済
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/23/20040423000077.html
今月22日に発生した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)・平安(ピョンアン)北道・龍川(ヨンチョン)郡・龍川駅の爆発事故は莫大な人的被害を出したにとどまらず、北朝鮮経済にまで悪影響を与える可能性があるという観測が出ている。
龍川郡は鉄道や車両、海上運輸を備えた北朝鮮北西の交通の要地で、平安北道最大のコメ産地でもある。機械製作工業と造船業の割合が高く、主な水産業基地のひとつだ。何より龍川郡は中国から輸入される原油の輸送路でもある。中国から輸入されるすべての原油は、龍川郡付近の枇峴(ピヒョン)郡・ペクマ里のポンファ化学工場で精製されている。
北朝鮮経済は龍川郡を通過する細い生命線によって支えられているといっても過言ではない。もし、今回の爆破事故によりこの生命線が深刻な打撃を受けたなら、北朝鮮の経済が受ける悪影響は想像以上に大きい。
今回の事故は北朝鮮のエネルギー難を悪化させたほか、平壌(ピョンヤン)−新義州(シンイジュ)間の鉄道が正常運行できないことから、中国との貿易にも相当な支障が出るとみられる。朝中貿易は北朝鮮の対外貿易の中核を成す。被害の復旧に車両や各種の資源が動員される場合、北朝鮮経済の規模からして北朝鮮は大きい負担を抱える可能性がある。
北朝鮮のエネルギー不足はすでに知られているように、極めて深刻な状況だ。産業資源部によると、2000年の北朝鮮のエネルギー供給量は韓国の12分の1で、1人当たり消費量は9分の1にとどまっている。石油の場合、1989年以降供給量が半減し、電力も30%余減少した。
特に、石炭生産量の持続的な減少が北朝鮮のエネルギー難の主因となっている。北朝鮮のエネルギー構造は石炭70%、電力16%、石油類10%、その他4%と、石炭への依存度が非常に高い。
北朝鮮のLPG精製量と生産量は年間1万5000〜2万トン余だと、エネルギー経済研究院は推定している。生産量の一部は高位幹部の住宅と高級商店の暖房や炊事用として使い、残りを産業用として使用していると伝えられている。しかし、LPGが北朝鮮のエネルギー消費に占める割合はまだ1%にも満たないほど低いのが現状だ。
朴淳旭(パク・スンウク)記者 swpark@chosun.com
金宗浩(キム・ジョンホ)記者 tellme@chosun.com