現在地 HOME > 掲示板 > 戦争53 > 727.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
イラク人質事件 犯人像浮かぶ (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/2004/04/23/d20040422000155.html
警察当局などは、解放された郡山総一郎さんと高遠菜穂子さん、それに今井紀明さんの3人から、帰国する前に立ち寄ったアラブ首長国連邦のドバイなどで聞き取りを行ったほか、3人が拘束される際に一緒にいたイラク人のタクシー運転手からも当時の状況を確認しました。それによりますと3人は、現地時間の今月6日の夜、ヨルダンのアンマンからバグダッドにむけてタクシーで走っていました。強盗が出没することから俗にアリババ街道とも呼ばれる幹線道路でした。翌7日の昼前、ファルージャの手前まで来たところで前方に武装したアメリカ軍が装甲車などで道をふさいでいるように見えたため北の方向に迂回しました。迂回路に入った後さらに裏道に入り、ガソリンスタンドで給油しようとタクシーを止めたところを武装グループに身柄を拘束されました。この際、ガソリンスタンドには現地の人たちの車が長い列を作って待っていたため高遠さんがタクシーを降りたということです。そこにイラク人の1人の少年が近づき国籍などを尋ねてきました。この少年がいなくなったと思うと突然、銃で武装した7、8人の男が覆面姿で現れ、3人は2台の車に乗せられました。1台目には高遠さんと今井さん、2台目には郡山さん、3人は、目隠しをされて最初のアジトに連れて行かれたということです。このあと3人は1週間あまりにわたって倉庫のようなところや民家のようなところあわせて8か所を転々としながら監禁されます。最初に監禁された場所ではアルジャジーラを通じて公開されたビデオが撮影され、「もっと怖がれ」などと言われたということです。多くのあいだ、3人は一緒にいることができたということですが、3人が別々にされて尋問を受けたこともあったということです。武装グループから「なぜ自衛隊はイラクに来るのか」というようなことを聞かれ、3人はそれぞれの考えや自分たちはイラク人を支援するために活動していることなどを説明したということです。2回目の声明文がアルジャジーラに送られたのはこの尋問の後だとみられています。声明文の中では、広島・長崎の原爆の話や日本でイラク戦争に反対するデモが行われたことなど、日本のことにくわしく触れた記述がありました。このころには武装グループとの緊張がじょじょにほぐれ、食事もきちんと与えられていたということです。そして現地時間の今月15日、8か所めの監禁場所で目隠しをされ、解放された場所まで連れて行かれたということです。犯行グループは、ほとんどが布を巻いたり、目だし帽のようなものをかぶっていましたが、素顔をみせている男もいて、監禁場所を移される時や解放される直前に同一人物とみられる男を目撃したということです。また3人は、背格好や話しぶりなどの印象から最初に拘束したグループ、車に乗せて移送するグループ、それに尋問を行っていたグループはいずれも違っていたと話しているということです。警察当局などは、犯行グループはそれぞれに役割を分担した複数のグループからなっており、監禁場所に一般の民家が使われていることか、ファルージャ周辺にある集落の民兵組織がかかわっている疑いが強いとみて、同様の被害を受けた国の治安機関などから情報収集を進め調べを進めています。(04/22 21:01)
-------------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------
<更新情報>
・4月22日NHK報道「イラク人質事件 犯人像浮かぶ」からの引用を追加しました。
・「中日新聞」4月22日朝刊の「自作自演」説関連の記事からの引用を新たに追加しました。
・新たに浅田彰氏の「自作自演」説絡みの面白い話(?)を引用紹介しました。
『「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ』
http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html