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現在放送中の日本テレビ「ザ・ワイド」がイラク人質事件(3人の方)を取り扱った。
前半は、「イッテ、イッテ」という音声情報を含む事件の真相に関するものだった。
後半は、偶然?3人の解放に立ち会った在日イラク人キデル・ディアさんの話と解放された時の3人の様子を撮ったビデオから構成されていた。
「ザ・ワイド」のスタッフには、「イッテ、イッテ」という音声情報で日本人が犯行グループにいたという推論にも意味を認めるが、それなら、せっかく手中に収めているディアさんや解放時の映像もその検証に使うことをお勧めする。
■ 犯行グループに「日本人」や「日本語を話せる人」はいなかったと推論する理由
「日本人」や「日本語を話せる人」が犯行グループにいたのなら、“彼(ら)”から指示を受けていた3人は、当然、「日本人」や「日本語を話せる人」の存在を認識していたはずである。
もちろん、そばに常時「日本人」や「日本語を話せる人」がいたとは限らない。
拘束場所も移動しているし、犯行グループも生身の人間だから睡眠もとるから、あるときにいて、あるときはいないといったものだろう。
「日本人」や「日本語を話せる人」関与説をこのように考えて、解放時のビデオやディアさんの話からその可能性を考えてみる。
その可能性を否定する最大の根拠は、「解放時に目隠しされていた高遠さんが日本語を耳にして驚いた」ことである。
3人はバグダッド郊外のモスクで解放されたが、解放直後の日本のテレビニュースでも流れた部屋に入ってもしばらく目隠し(ターバンで頭全体を覆われた状態)をされていた。(建物もしくは部屋に入ったらすぐに目隠しをとってあげればいいじゃないかと思ったが...)
そこにはディアさんがいた。
目隠しされたままソファまで歩くことになったので、ディアさんが高遠さんに「足元に気をつけて」と語りかけたら、「ええっ、日本語を話す人がいるの?」と驚いたのである。
彼ら3人は、この時点では自分たちが解放されたという認識を持っていなかったと推定できる。
なぜなら、「ここはどこ?」「またなの」(たぶん、拘束場所の移動のこと)と質問を発しているからである。目隠しをとってもらってからもしばらくは、現在の自分たちが置かれた状況がよくのみ込めていないという様子を見せていた。
拘束されていると思っている情況で「ええっ、日本語を話す人がいるの?」と日本語で驚くような反応は、「「日本人」や「日本語を話せる人」が犯行グループにいたのなら、“彼(ら)”から指示を受けていた3人は、当然、「日本人」や「日本語を話せる人」の存在を認識していたはず」だから、ありえないと判断する。
※ ディアさんは、在日7年でけっこう流暢に日本語を話すひと。