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米大統領「世界はシャロン首相に感謝を」――アラブ諸国の反発増幅も
2004/04/22, 10:41, 日経速報ニュース, 422文字
ブッシュ米大統領は21日、ワシントン市内で講演し、イスラエルのシャロン首相が計画するガザ地区などからの一方的撤退案について「世界全体が『ありがとう、アリエル(シャロン首相)』と言うべきだったと思う」と述べた。イスラエル支持を改めて鮮明にしたことで、アラブ諸国をさらに刺激する可能性もある。
大統領は先週、シャロン首相との会談後、ガザ撤退を支持すると共に、ヨルダン川西岸の一部入植地の存続を事実上、容認する姿勢をにじませた。パレスチナにとってもガザ撤退は歓迎だが、見返りとして他の入植地が存続するのは認められない立場だ。パレスチナ自治政府のクレイ首相が辞意を表明し、ヨルダンのアブドラ外相が訪米を急きょ延期するなど波紋が広がっている。
大統領は「パレスチナの指導者たちは長年にわたってパレスチナ人を落胆させてきた」と強調。イスラエル提案が平和的なパレスチナ国家の建設に向けた好機をもたらしたと語り、前向きに応じるよう主張した。(ワシントン支局)