現在地 HOME > 掲示板 > 戦争53 > 586.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200404210024.html
イスラエル核機密暴露した男性、刑期18年終え釈放
2004.04.21
Web posted at: 18:36 JST
- CNN/AP
イスラエル中西部アシュケロン――イスラエルが密かに実行しているとされる核開発の機密を英紙に暴露し、国家反逆罪などで収監されていた原子力技術者、モルデハイ・バヌヌ氏(49)が21日午前、18年に及ぶ刑期を終え、アシュケロン近郊の刑務所から釈放された。
釈放後、同氏は刑務所の敷地で即席の会見を行い、獄中で12年間、独房に閉じ込められるなどモサドやシャバトなど治安特務機関から過酷な扱いを受けたとイスラエル政府を批判。AP通信によると、会見は、英語で実施し、イスラエル当局への反発からヘブライ語をしゃべるのを拒否した。
また、ユダヤ人国家の樹立の必要性はないとも主張。イスラエルの核開発に関しては、暴露すべき情報はもうなく、「私は新しい人生を踏み出す」との抱負を語った。自らの行動については、誇りに思うとも言い切った。
バヌヌ氏は、イスラエル南部ネゲブ砂漠にある原子力研究センターで9年間技師を務めていたが、1986年、英紙サンデー・タイムズに盗撮写真などと共に、「原爆の秘密工場」と暴露。同紙はこの情報を基に、イスラエルは100発以上の原爆を保有しているなどと伝えていた。
氏はこの後、知り合ったばかりの女性に誘われる形で訪れたローマのホテル内でモサドによって拉致され、イスラエルで国家反逆罪およびスパイ罪で有罪判決を受けていた。
バヌヌ氏釈放を受け、イスラエル政府は氏の今後の言論活動に神経をとがらせており、 ポラズ内相は19日、氏の出国を1年間禁止するとの方針を発表。バヌヌ氏が電話やインターネットを使って外国人と接触することや、許可なく国内を移動することも禁ずる方針を検討しているという。
コメント:国家機関による「拉致」(正当な手続きによらない本人の意思に反する連れ出し)や出国の自由の制限、通信・交通や接触の制限を行うとは、イスラエルという国のどこに自由だの民主主義だのがあるというのだろう?日本の右派勢力が叩いている「北の某国」と変わらないのでは?