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「イラク復興支援、国連主導で」 首相が表明
http://www.sankei.co.jp/news/040421/sei003.htm
小泉純一郎首相は20日夜、東京都内のホテルでの財界人らとの会談で、イラクの治安悪化を受けて米国主導の占領統治は限界にあるとの認識を示唆し、予定通り6月にイラク人へ主権移譲する必要があるとの見解を表明した。
6月に米国で開かれる主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)で、イラクの民主化プロセスに向けて国際協調体制の再構築を確認すべきだとの考えを示した。
米国が国連主導を受け入れるよう方針転換したのを受け、政府としても国際協調に比重を置く考えを示したとみられる。
出席者によると、首相は「各国は米国がイラク駐留をきちんとしてもらわないと困ると思っている。米国色を消し、米国の私利私欲のためでなく、イラクのために駐留しているというふうに進めていくことが大事だ」と強調。「次のサミットは大事だ。(米英主導の占領統治に)反対しているフランス、ドイツを含めて参加国がイラクのために民主的政権をつくることが大事だと意思統一する場になる」と述べた。
首相は「イラク人が自分たちで治める気持ちを持たないと、国連主導で(イラク暫定)政権をつくっても難しいかもしれない」とも言明。5月の大型連休期間中の外遊取りやめは「イラクで何が起こるか分からない」からだと説明した。
北朝鮮問題に関しては、2002年9月の日朝首脳会談で金正日総書記に「日本は戦争中に『鬼畜米英』だと対立したが、北朝鮮は被害者意識を持たず米国と対立しないようにすべきだと言った」と紹介。「その(対立しない)方向に向かいつつある」との認識を示した。
(04/21 00:38)