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中国がステルス戦闘機 1機10億円、来年にも量産
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投稿者 2001 日時 2004 年 4 月 21 日 12:10:59:6NJsBJIH/qOdk
 

中国がステルス戦闘機 1機10億円、来年にも量産

FujiSankei Business i. 2004/4/16


 中国が来年にも戦闘機ビジネスに乗り出す見通しとなった。中国がパキスタンと共同で開発していた最新鋭戦闘機「超7」(通称「梟龍(きょうりゅう)」)が完成。機体と翼の一体化を図り、レーダー波を吸収する塗料を採用するなど、中国機として初めてレーダーでの捕捉を困難にする「ステルス機能」を備えている。価格は戦闘機としては破格の約10億円。国際市場に登場すれば、第三世界諸国を中心に人気が集中する可能性がある。

 新華社電などによると、「超7」は今月9日、四川省成都市で7分間の試験飛行を行い、所定のテスト項目をすべてクリアした。

 超7は従来の主力機「殲(せん)7」を改良した単発1人乗り機で、パキスタンと中国の戦闘機技術を合わせて、四川省の成都航空機工業が製造していた。

 通常重量は9.1トン、1回の航続距離は約3500キロ。空対空、空対地の攻撃能力を備えるほか、中距離弾道ミサイルなど各国が開発した各種ミサイルを装備できる。通称の「梟龍」はふくろうと中国の象徴である龍を組み合わせた。

 同機は昨年8月下旬に初期段階の飛行試験に成功、今回は飛行時の機体内外の圧力を計測する試験飛行を行った。来年には航空機器システムと武器、爆弾を装着して最終飛行試験を行う。これに成功すれば、来年中にも量産態勢に入る。

 戦闘能力は米国のF16並み。防衛庁によると、F16は1機約20億円だから、超7の価格は半分と格安だ。

 パキスタンが同機の共同開発に加わったのは、同国の核開発に絡んで、米国からF16の輸出を認められていないためとみられ、同機が量産態勢に入れば、パキスタンにも供与されることになる。

 中国軍は昨年も、自主開発した戦闘機「殲10A」を南京軍区に配備したと伝えられる。同軍区は「台湾有事」の際の主要部隊が集結するものとみられ、超7も将来的に同軍区に配備される可能性が高い。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20040415222710-WGPNLBQWAF.nwc

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