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イラク人質解放:3人それぞれに約5万円を請求へ 外務省
http://www.asyura2.com/0403/up.cgi?ban=war53&up=1
逢沢一郎副外相は20日の衆院武力攻撃事態特別委員会で、政府がイラクでの日本人人質事件で支出した経費に関連し、解放された高遠菜穂子さんら3人の移動に使用したチャーター機の運航費が約66万円だったことを明らかにした。ただ、チャーター機については、飛行区間相当分のエコノミー料金を請求することが外務省の内規で決まっており、3人に対しては1人当たり4万〜5万円程度が請求される見通しだ。
同省によると、チャーター機は米国の非政府組織(NGO)が所有する小型機で、ヨルダンのアンマンからバグダッドに飛び、バグダッドで3人を乗せてドバイに移動した。バグダッド−ドバイ間は定期便が飛んでいないため、同程度の距離を結ぶドバイ周辺の定期便料金を参照し、1人当たりの負担額を算定するという。3人への請求額との差額は、内規で政府負担となる。
3人は、ドバイの病院での治療費と宿泊費、ドバイから関西空港までの航空料金を自費で払っており、「他に想定している請求はない」(同省幹部)という。
過去に政府が邦人保護のためチャーター機を使用し請求した例として、02年のインド・パキスタン間の緊張時や、98年のインドネシアでの暴動などがある。
逢沢副外相は同委で、事件全体の経費について「どこからどこまでが(請求すべき)範囲か正確な規定はなく、詳細に明らかになっていないが、税金が充てられるので、何らかの形で明らかにする」と述べた。
【犬飼直幸】
毎日新聞 2004年4月20日 21時13分