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(回答先: 自己責任論否定者の考えはいずこに 投稿者 町田 日時 2004 年 4 月 20 日 23:42:53)
あのさ、あんたが何を言いたいのかよく分かんないけど「自己責任論」って一種のパラノイアみたいなものじゃないの?何の事実もないところにあたかも何か存在するように思い込み「それ見たことか!」と騒ぎ立てる。壁のしみを指して「これが人面で霊が存在する証拠だ」と騒ぎ立てるようなものだね。下が「自己責任論者」の意見だけどどれも「...と思われる」「...と疑われる」「...という可能性も考えられる」ばっかりじゃん。これじゃーどうしようもないね。場末の飲み屋でやる酔っ払いの話程度のものだね。実に嘆かわしい程度の知性だよね。
●森本敏・拓殖大学教授:
「犯行グループと(人質の)3人がどのような関係にあったのかを突き詰めて解明してほしい」
(産経新聞04年4月16日付朝刊2面)
●飯塚正人・東京外国語大学助教授:
「(今回の事件は)まだ誘拐(事件)だと確定したわけではない。さまざまな状況証拠から、たぶん誘拐だろう、ということになっているだけだ」
(04年4月15日午後11時50頃放送のNHKニュース)。
●政府筋:
「(犯人がカタールの衛星放送アルジャジーラに犯行声明文とともに送り付けたビデオの中の、人質解放まで日本で放送されなかった、人質が首にナイフを突きつけられたり悲鳴を上げたり、恐怖心のあまり手で顔を覆ったりしている)『脅迫映像』は、犯人側が演出したもの(やらせ)だったことが分かった。(中略)ビデオの分析からこの事実が早い段階で判明したことにより、政府の緊急対策本部は「武装グループが人質3人を即座に殺害するような状況ではない」と判断。その後の人質解放に向けた交渉を有利に運ぶことができた」
(産経新聞04年4月18日付朝刊1面)
●大野元裕・中東調査会上席研究員:
「(日本の3人とほぼ同時期に誘拐されたイタリア人男性4人のうち1人が犯人に殺されたのに)日本人3人が無事に解放されたのは、日本人人質のなかに女性がおり、イスラム教には女性を人質に取ることを恥ずかしいと思う考えがあり、犯人たちも負担に感じていたからではないか」
(04年4月16日放送のフジテレビ『とくダネ!』)
●諸星裕・桜美林大学大学院副学長:
「それなら最初から、女性は残して、男性だけを誘拐すればよかったのではないか」
(04年4月16日放送のフジテレビ『とくダネ!』)
●某マスコミ政治部デスク:
「高遠さんが、事前に犯人グループと同じ名前のグループと接触していた(としてもおかしくない)という情報が(事件発生直後に)政府にはいった」
(『週刊新潮』04年4月22日号 p.35 「『官邸』にまで達していた『自作自演情報』」)
●佐々淳行・元内閣安全保障室長:
「今回の事件の犯人は、犯行を伝えるビデオに、目だけ出して顔を隠しているとはいえ、自分たちの姿を映すなど、ミスをしている。PFLP(かつて重信房子ら日本赤軍と行動を共にしていたパレスチナ・アラブ人過激派の、パレスチナ民族解放戦線)なら、もっとうまくやるはず」
(04年4月17日(土)放送のNTV『ウェークアップ』)
【佐々は、この事件に日本人(の左翼・過激派)が関与しているとしても、それは日本赤軍以外(の左翼)だと考えているようだ。】
●警視庁の過激派専門のベテラン捜査員:
「犯人グループの第2の手紙(犯行声明文)は革マル派の文章に似ている」
(産経新聞04年4月13日付朝刊3面)
●『週刊新潮』:
「(今井)紀明君は、昨年(03年)10月にはインターネット紙に、神戸連続児童殺傷事件の(犯人)酒鬼薔薇聖斗に関して『酒鬼薔薇聖斗は(逮捕された少年)A君ではないかもれません…警察の捜査は非常に信用できないものであり、でっち上げも多い』という記事を載せている。この酒鬼薔薇冤罪説は過激派の革マルが主張している説であり…そういった論調にも影響を受けていることになる」
(04年4月22日号 p.31 「革マルの主張にも同調」)
●高岡豊・中東調査会研究員:
「(現地住民は劣化ウラン弾にはさして関心がないのに、第2の手紙が)劣化ウラン弾に言及しているのは不自然」
(産経新聞04年4月14日付朝刊3面)
●『週刊新潮』:
「(今井紀明は)昨秋(03年)、早稲田大学のAO入試(一芸受験の一種)を受けて失敗し、その直後に(劣化ウラン弾の危険性を訴える)NGOを設立している。(彼の知人によると)『本人は早稲田に落ちたのが大ショック』」
(『週刊新潮』04年4月22日号 p.30 「『劣化ウラン弾』高校生)
●某官邸記者:
「事件が『自作自演ではないか?』という疑いが、防衛庁でも官邸でも、かなりの人間に広がっていました。3人がイラクに入ってからの足取りが全くつかめないことや、3人の様子を映したVTRの段取りがよすぎること、声明文への違和感、そして何より人質の『思想的背景』を考えると『どうもおかしい』。(中略)事件翌日(実際は当日の事件発生数時間後)、疑念を裏付ける証拠のごとくネット上に飛び交った書き込み(いわゆる、ヒミツの大計画)が『捏造物』だったことが明らかになってからも、『疑念』は根強く残ったという」
(『週刊文春』04年4月22日号 p.29)
●今井紀明:
「(現地時間04年4月6日、ヨルダンのアンマンからイラク(のバグダッド)に向けて出発する直前にメールで知人に、イラクの治安について)予想以上にまずい状況になっていることが伝わってきているので、非常に心配する面もありますが、安心する側面もあります。『あとは運次第』ということになり、行くことになりました」
(『週刊文春』04年4月22日号 p.29)
●『週刊文春』:
「今井君のいう『安心する側面』が何を指しているかは判然としない」
(04年4月22日号 p.29)
【アンマンからバグダッドに向かうと、その手前にファルージャがあるが、この街では04年3月31日に米民間人4人が地元住民に虐殺され、4月5日には米軍が犯人逮捕のため街を包囲していた。今井紀明ら3人の人質を乗せたタクシーの運転手は当然「非常に心配する面がある」と思ったはず。3人に「イラクに行ってくれ」と言われて「はい、行きます」と言ったかどうか、甚だ疑問だ。】
●某政府関係者:
「アンマン-バグダッド間は、2本のエアラインが乗り入れており、陸路をタクシーで行くのは無謀という他ありません。(3人がタクシーで行ったことになっている)あのハイウェイは、国連のマニュアルでは、平和な時でも必ず4台のコンボイ(車列)でを組んで行くとされているほど、危険な道路なんです」
(『週刊文春』04年4月22日号 p.29)
【今井紀明ら3人は、「安心する側面」のある事件に、わざと巻き込まれに行った、と疑われても仕方があるまい。問題のタクシー運転手を探し出して「3人をどこでどんなふうに降ろしたか」を聞けば、すべてわかるはずだ。】
●ふたたび飯塚正人:
「真相は永遠にわからないのではないか」
(04年4月17日放送のTBS『ブロードキャスター』)。
●ふたたび佐々淳行:
「もし人質3人の今回の行動(イラク入国)を管理している上部団体があるのなら、その団体の幹部は、人質3人に十分に反省させて3人が非常識で不遜な発言をしなくなるまで、記者会見の席には出さないほうがいい。うっかり出すと、国民の猛反発を買うだろう」
(04年4月17日(土)放送のNTV『ウェークアップ』)
【佐々は、今井紀明ら人質3人の無謀な行動の背後には、大規模な組織の計画があった、と疑っているのだ。たしかに、常識的に見れば、今井紀明のような「18歳のガキ」が、周囲の承認、支援、指示なしに、これほど危険な行動をとるとは考えられない。今井紀明個人の名誉にとっても、「ただのバカ」と見られるより「周囲の悪い大人に操られた」と見られたほうがトクであり、「組織の計画」を疑うことは今井紀明への名誉毀損にはあたらない。】
●フジテレビ:
「人質と人質家族の弁護士は、羽田での帰国記者会見で、人質3人がPTSD(心的外傷ストレス傷害)だ(から3人は記者会見に出席できない)と言ったが、何をもってPTSDと診断したかの根拠は明かされなかった」
(04年4月19日放送の『とくダネ!』)
●ふたたび大野元裕:
「人質であった当時は、こういう言い方はヘンだが、比較的厚遇された状態にあったものが、解放されたあとの(無謀なイラク入国の自己責任を問う)厳しい空気に触れて動揺したのではないか」
(04年4月19日放送のフジテレビ『とくダネ!』)
●現地治安当局:
「(イスラム世界全体では多数派だが、イラクでは少数派で、フセイン独裁政権下では主流派だった)スンニ派内で、軍事部門担当の武装組織は、誘拐を政治的に利用するため、対外交渉や広報活動の重要性を自覚。(クベイシ師らの)聖職者協会などを政治部門として活用していた可能性が高い」
(夕刊フジ04年4月20日付1面)
●みたび大野元裕:
「(人質解放交渉の中心人物で、聖職者協会幹部の)クベイシ師が複数の犯行グループから信頼を受けていることは間違いない。クベイシ師には武装組織(誘拐犯人)をかばうような発言もあり、近い関係と感じるところもある」
(夕刊フジ04年4月20日付2面)
●クベイシ師:
「(04年4月17日に聖職者協会事務所を訪問した上村司イラク臨時代理大使に、不満げに)日本の(川口順子)外相の声明をテレビで見たが、イラク人や聖職者協会への感謝の気持ちが伝わって来ない」
(時事通信Web版04年4月18日)
●人質家族:
「(04年4月11日に、いったん人質3人の解放のニュースがカタールの衛星放送アルジャジーラから流れたあと、平和運動団体『ほっかいどうピースネット』を通じて)我々の家族の解放に尽力いただいたアルジャジーラとイラク・ムスリム・ウラマー協会(聖職者協会)をはじめとする、世界中の仲間に対して、心からの感謝をささげますと同時に、改めてこのような混乱を招いたことをお詫びいたします」
(『週刊新潮』04年4月22日号 p.36 「仲間に対してだけお詫びをした『異様な家族声明文』」)
【04年4月11日の時点で、人質家族は、聖職者協会には感謝したが、政府には感謝していない。18日の時点で政府は聖職者協会に十分に感謝していない(と聖職者協会は感じている)。聖職者協会の支持基盤(フセイン政権崩壊で権力を失ったスンニ派)はイラクのイスラム社会で、人質家族の支持基盤(左翼的な平和主義者と政党)は日本国内で、それぞれ少数派であり、ともに「反米」であり、「イラクからの自衛隊(外国軍隊)撤退」という共通目標を持っていた。前者は6月末の主権委譲(イラク暫定政府発足)、後者は7月の参院選に向けて、それぞれ社会的発言力を獲得するための起死回生策を必要としていた、という意味でも利害が一致していた。】
●みたび飯塚正人:
「今回の事件を通じて、世界中のアルカイダ系テロリストに、日本人を誘拐すれば日本政府に自衛隊撤退などの要求を突きつけられる、ということを示してしまった。今後は、日本人の誘拐や、その結果としての人質殺害などが多発する恐れがある」
(04年4月18日放送のフジテレビ『EZTV』)。