現在地 HOME > 掲示板
> 戦争53 > 374.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 戦争53 > 374.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
「ブッシュ、突然の撤退を嘆く：ケリーは撤退を非難」「撤退は５月末には完了」その他（エル・パイス）
本日は盛りだくさんですので、とりあえず、見出しと要約の部分のみをご紹介します。
まず、スペイン軍のイラク撤退関連からです。
●『ブッシュ、サパテロとの電話で「突然の」撤退を嘆く』
＊民主党の大統領候補ジョン・ケリーはスペイン軍の撤退を非難
米国はスペイン首相サパテロのイラクからの軍引き上げの決定を理解せず非難している。ブッシュ大統領ばかりか民主党の大統領候補ケリーまでがこの決定に対する懸念を表明した。ブッシュの報道官マクレランによると、大統領は首相との５分間の電話で彼の不快感と嘆きを伝えた。一方、ブッシュのイラク政策を批判している民主党ケリー候補は、スペイン政府の決定を「イラク再建から逃げてはならない」と非難した。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepinac_4&type=Tes&anchor=elpepiesp
エル・パイス（電子版）の見出しには「突然の」という単語にわざわざ意味ありげにクォーテーション・マークをつけています。実際には「突然ではない、予定済みの」ということを示唆したいのでしょうか。
●『ボノ「撤退はすでに始まっており、５月いっぱいには完了」』
国防相ホセ・ボノは「撤退には最低５週間必要であり、５月末には軍はクウェートに引き上げるだろう」と語った。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepinac_2&type=Tes&anchor=elpepiesp
昨日のニュースの続きですが、昨夜の報道に比べて、期間が短縮されているようですが、これはあくまでイラクから出てクウェートに行くまでです。いつから具体的に兵士たちがスペインに次々と引き上げるようになるのか、は明言されていません。
●『ベルルスコーニ政府は驚愕、イタリアが駐留しつづけることを確約』
イタリア政府はスペインの軍撤退の方針に対して大きな驚きを持って反応している。ベルルスコーニ政府の情報筋は「政権移譲の６月３０日までに国連の役割がどうなるのかまだ分からないのに。」として、「イタリアは大陸ヨーロッパの中で米国との最も緊密な関係にある。」と強調した。そして駐留の継続を断言した。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepinac_3&type=Tes&anchor=elpepiesp
●『ソラナ、撤退を弁護、誰も驚いてはならないと思う』
ＥＵ上級代表ハビエル・ソラナは昨日、スペイン首相のイラクからの軍の引き上げ方針を擁護し、誰もこれに驚くべきではない、とつげた。ソラナは去る土曜日（１７日）にマドリッドでサパテロに会い、そしてアメリカ首脳および国連のアナン事務総長と会談するために米国に飛び、次の日にスペイン外相のモラティノスと話し合いを持った。ソラナは「民主的に選ばれた政府の決定に驚くべきではない。米国首脳も当然の決定であると、自覚していた」と語った。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepinac_10&type=Tes&anchor=elpepiesp
このソラナの言葉からも、ブッシュ政権が十分承知の上でのサパテロの発表であることがよく分かります。外面的にはさまざまな「ふり」をするでしょうが。どうも今年になってからの世界の動きはミステリアスですね。
●『ジョン・ネグロポンテ、バグダッドの新大使に』
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepiint_3&type=Tes&anchor=elpepiint
これは阿修羅では既報です。まだの方はこちらをご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ネグロポンテ、イラク大使に
http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/333.html
投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 4 月 20 日 11:53:35
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続いて中南米情報ですが、
●『ベネズエラ、つばぜり合いが続く』
ウゴ・チャベス政権転覆事件から２年が経つが、反対派は再び彼を権力の座から追い落とそうとあらゆる動きを続けている。一方ベネズエラ政府は国際的な活動広げつつ全力でこの２周年を記念した。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepiint_11&type=Tes&anchor=elpepiint
見出しで「つばぜり合い」と訳した言葉は辞書の意味では「塹壕戦」なのですが、要するに硬直化した戦いのことです。もっとも反政府勢力を裏で操る米国もイラクでの事態がある程度メドがたたないと、動けないとは思うのですが、こちらにも注目していきたいと思います。
最後に、３．１１関係で、奇怪なニュース。
●『レガネスの爆破で死んだテロ捜査員の墓が荒らされ死体が焼かれる』
先日、マドリッド近郊レガネス市で、テロ犯人と共に爆死したトロンテラス・テロ特別捜査員の墓が荒らされ、遺体を入れた棺が７００メートル離れた場所まで引きづられそこで灰になるまで焼かれていた。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040420elpepinac_27&type=Tes&anchor=elpepiesp
なんとも奇妙な事件ですが、イスラム教徒に、誰かに復讐するときに、墓を荒らし死体を焼くような風習があるのでしょうか。イスラム教でそんなことが許されるのでしょうか。知っている方がおられたら教えてください。あるいはイスラム教徒に対する恐怖を植え付けるための誰かの仕業とも考えられますが。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。