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本日発行の「日刊ゲンダイ4・21」2面より:
見出し:「病名つけられホテルに缶詰め」
「寄ってたかって“口封じ”された人質3人」
「「英雄にさせない」が小泉政権の方針だが」
記事内容:
「 イラクで先に解放された人質3人が重く口を閉ざし、帰国後も会見も開かないのは一体なぜなのか。「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)と診断されたからというが、実は「各方面から、“口止め”されている」ともっぱらなのだ。
18日に帰国したボランティア活動家の高遠菜穂子さん(34)、フリーカメラマンの郡山総一郎さん(32)、市民団体代表の今井紀明さん(18)の3人は、きょう(20日)午前にそれぞれの自宅に向かう。家族側は「7日間は取材に応じない」としており、会見よりまず休養ということらしい。
「3人が帰国前に滞在したドバイの病院でPTSDと診断されたから、といわれていますが、診察した医師は、現地の日本大使館から『3人の様子については(マスコミに)話すな』と緘口令を敷かれています。そのため、PTSDは会見を開かないための“口実”とみられているのです」(外務省事情通)
小泉政権は25日の統一補選を意識して、最初から「3人を絶対に英雄にさせない」方針だ。高遠さんらは帰国の機中でも最後尾に座らされ、同行の記者連中と接触できないように政府関係者にがっちりガードされていた。
「外務省は3人に“自衛隊批判”を口走られたら困る。現地対策本部長だった逢沢外務副大臣は高遠さんらと面会した際、『家族も大変な目に遭った』『よく考えなさい』と言外に圧力をかけたようです。海外の誘拐事件として捜査する警察にしても、聴取する前から3人にあれこれ話されたくない事情があるのです」(官邸事情通)
さらに家族だ。
「人質事件は自作自演というあらぬウワサが立つ中で、3人が食い違う話をして記者に突っ込まれたら、ますます誤解を招くことになる。家族や代理人の弁護士からも『絶対にしゃべるな』と口止めされたようです。犯行グループからも『余計なことを話したら、また日本人を拉致する』と脅されたとのウワサもあります」(官邸事情通=前出)
3人はがんじがらめ、ダンマリを決め込むしかないということだ。」
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3人は、イラクの反占領勢力よりも酷い“拘束状態”や“不自由状況”に置かれていると思っているかもしれない。
私には、自由意思で命がけで渡ったイラクでの出来事よりも、現在の強いられた“口止め”状況のほうが辛く不自由なものに見える。
逢沢外務副大臣が3人に『家族も大変な目に遭った』『よく考えなさい』とほんとうに語ったのなら、関東医療少年が神戸事件のA少年(「酒鬼薔薇」とされる人)に「事件をめぐる報道」を見せて“どうしようもない”と納得させた暴挙と同じである。
逢沢外務副大臣は、その職責に照らせば、『家族も大変な目に遭った』と言うだけではなく、“あなたのイラクに対する思いと献身的な活動を称賛し、一生懸命解放に向けて支援してひとたちもいたんだよ”も加えて、『よく考えなさい』と語らなければならないはずである。
3人のご家族には、安田さんや渡辺さんのように、「これ以上事情聴取に応じる責務はないと思っているので、事情聴取は受け入れない」という姿勢を明確にしてご子息やご息女を保護していただきたいと願っている。
脅迫シーンに協力したことも、何ら恥じたり責任を感じることはない。
基本的に威圧拘束後の出来事であり、彼らの思いに共感した上であったとしても、堂々と「正義だと思って演じた」と説明すればいいことだ。
(「正義だと思った」理由をできるだけきちんと説明して...)
★ 関連書き込み
『今井さんの父親は日教組活動もせず:高遠さんの弟は保守系支持者:郡山さんの母親はイラク行きも知らず [週刊現代5・1]』
( http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/291.html )