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(回答先: こいつは主犯の一人じゃないのか。Re: 「赤軍ハンター」塩川 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 4 月 20 日 01:26:00)
そもそも「意味ありげな笑顔」などという主観に満ちて煽動的な表現は「普通なら」新聞では校閲の対象になってもおかしくないのだろうが、産経は違うらしい。
それは別にして、この現在となればこれは非常に面白い事実を浮び上がらせている。
つまり、産経記事で紹介されているこの発言の日付である。報道は13日、発言は12日である。
この二人のキーマンをはじめ、複数の情報筋が確実に 機能しているのは確かだ。政府筋は「人質が殺されることはあり得ないと確信している。焦って譲歩しないことが一番大切だ」と意味ありげな笑みを浮かべた。
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
これは一旦出された解放声明にやにわに暗雲が立ち込める直前の言葉である。
もう一度引用しよう。
「人質が殺されることはあり得ないと確信している。焦って譲歩しないことが一番大切だ」と意味ありげな笑みを浮かべた。
引き伸ばし工作を行っていたのはどこだったろう。
やはり、日本の政府は人質解放を遅らせた黒幕だった!
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/1089.html
「一時は最悪の結果を覚悟した。これだけ早い解決はむしろ予想外だった」
イラクで人質になっていた日本人3人が解放された15日夜、政府関係者は厳しい表情で語った。
武装グループは、人質解放の期限を「3日以内」と指定し、事件3日目の10日深夜(現地時間)には、「24時間以内に解放する」との声明を出した。
この直後、隣国ヨルダンの緊急対策本部では、逢沢一郎外務副大臣が「進展してきた」と興奮気味に話し、政府内でも「即時解放」の観測が流れた。「我々には(武装グループと)きちんとしたルートがある」。政府高官の1人はそう言って自信を見せていた。
状況が一変したのは13日午後。それまで武装グループと外務省をつないでいた仲介者が突如、情報を寄せなくなってしまった。(後略)
そして、まさに状況が一変する直前にこの男がいた。その後情報が外務省に入らなくなるのだが、それに先立つ塩川の態度はまるで逆で、完全に事態を掌握しているかのような雰囲気だった。
この男は産経に言わせれば「赤軍ハンター」らしいが、実態は赤軍もびっくりの「汚い工作」解放引き伸ばしの黒幕ではないのか。
それどころか取りも直さず犯人とずばり通じていたことを強く示唆するものではないのか。
でないとしたら、その時の「落ち着き」は何なのだろう。
そして思わず口に浮かんでしまった「笑み」は産経にとっても、北朝鮮と共に世界に取り残された「赤軍スパイコントローラー」にとっても、本来の「仕事」を隠蔽するためにもまるで違う意味で伝える必要があったのではないか。
ここにいたのは米英、ヨルダン、そして日本のテロ関連情報筋だ。
焦って譲歩するも何も、解放日付はもう決まっているので自衛隊撤退を訴えても無駄だという意味に過ぎなかったのではないか。端から政府は譲歩などしていない。どこが譲歩するというのだ。
「安心していい、オレが安全を保障する」
塩川は不気味な笑みを浮かべ、そう言い放った。
3人が解放された今、塩川は何を気にするか。人質が何かを見て話をしていないか、ということではないのか。何をどこまで気付いたのか。そこが気になることだろう。
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