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(回答先: 左翼仲間は、この事件の真相など明らかにすることはないとの奇妙なキャンペーンを始めました 投稿者 TORA 日時 2004 年 4 月 28 日 13:27:01)
あれれ??
やっぱり、中世にタイムスリップしたようです。
それとも、ことによると・・・?
私は、パラレルワールドに迷い込んだのか???
妄想が真実とされ、それが、歴史を作っていく、もう一つの世界。
ところで、もっと昔、昔
キリストの時代のこと。
時の支配者、ピラト総督が、
「キリストを十字架にかけろ!」「バラバを許せ!」という
群集の声に押され、罪のないキリストを十字架に張りつけにし、
正真正銘の罪人バラバを助けたのは、有名な話です。
ピラトは、キリストが正しい人であることを知っていましたが、
大群衆の集団ヒステリー状態を諌めることが出来ず、
まさに、そこに漂う空気に飲み込まれ、一緒に石を投げたのです。
事実は、キリストに罪はなかった。
しかし、盲目の群集が作り出す「空気」に
逆らえなかったわけです。
こうした事態は、中世には、悪名高き魔女狩りとして、
姿を変え、歴史に刻み込まれています。
まさに空気支配の集団ヒステリー社会の産物と言えます。
しかも、それはブッシュの戦争にも高らかな正義という名のもとで出現し、
現代にも、負の遺産として継承されてきています。、
とくに、現代は、プロパガンダがプロパガンダの顏を隠しながら、
公然とメディアなどで「報道という姿」で現れるため、
その風評被害は恐るべきものとなっています。
多数決だから、正しいのではありません。
空気に支配され、盲目となった民衆には、民主主義を語る資格などないのです。
今回の人質被害事件でも、多くの捏造がなされ、デマが飛び交ったという事実。
人々は、デマであることを知っています。しかし、一部では、まだ彼等の客観的プロフィールがねじ曲げられて伝えるなど、強烈な嫌がらせがあるだけでなく、
彼等を支援した人々を左翼と決めつけることで、支援者を攻撃の対象としています。
どこかのオカミが自己責任といえば、横並びするマスコミ、
そして、事実を認識し自分の目で見つめようとしない民衆が作り出す空気!
その空気を土壌にイメージを作り上げ、さらに妄想を作り出していく。
これが、今の私たちのいるところです。
事実が、風評で消されるという現象を許してはなりません。
そして、国家レベルのことまで個人レベルに矮小化する「自己責任論」で
人質という被害に会った人たちを追い詰めるべきではありません。
それは、罪のない人に石を投げる行為に
似ていることを思い出しましょう。
日本人社会が「中世の迷子」になるのだけは避けたいものですね。