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20―30代の武装7、8人 ロケット砲や手りゅう弾
高遠さんら襲撃グループ
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/hostages/news/0428-243.html
イラク日本人人質事件で、高遠菜穂子さん(34)らを襲ったグループは、対戦車ロケット砲や自動小銃、手りゅう弾で武装した二十―三十代とみられる七、八人であることが二十七日、在イラク日本大使館や警察庁が現地に派遣した国際テロ緊急展開チーム(TRT)の調査で分かった。
拉致は高遠さんが地元の子供と遊びながら給油を待つ間の突然の出来事で、グループは三人を二台の車に押し込みバグダッド方面に連れ去った。警察庁の指示で合同捜査を進める警視庁公安部と北海道警も犯行状況を把握、武装グループの特定を急いでいる。
調査結果によると、三人は六日午後十一時(現地時間)ごろ、タクシーでアンマンを出発。国境付近で休憩後、翌七日午前七時ごろ(同)、高速道路でファルージャへ向かった。ファルージャ手前約十五キロ付近の米軍のチェックポイントまで来ると迂回(うかい)するよう指示された。
迂回路を進む途中で「危険だ」と地元住民に言われたため、いったんガソリンスタンドに入り給油。高遠さんは車外へ出て、地元の子供の遊び相手をしていた。しばらくすると、黒い目出し帽をかぶり、旧ソ連製の対戦車ロケット砲「RPG7」やAK47、手りゅう弾で武装した七、八人に囲まれた。
メンバーはいずれも二十―三十代で、アラビア語を話していた。その後、高遠さんと今井紀明さん(18)を一緒に車に乗せ、手りゅう弾を持った男二人が乗り込んだ。様子を見ていた数十人の地元住民は特に騒ぐこともなかった。郡山総一郎さん(32)は別の車に乗せられた。
車はバグダッド方面に向け走行、約十分間走ったところで停車し所持品の検査が行われ、三人は旅券と携帯電話を取り上げられたが、目隠しをされたり、縛られることはなかった。夜まで停車した場所にとどまり、三人は食事を与えられた。
その後、三人は倉庫のような所に連れて行かれ監禁、解放まで八カ所を転々とした。
(了) 04/27