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(回答先: マッサージ好きの柏村武昭、SARS視察バンコク漫遊旅行 投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 4 月 27 日 17:18:46)
柏村参院議員が「抵抗勢力」入り 政治家の公約で論議も
http://www.mainichi.co.jp/osaka/itiosi/200112/13.html
小泉改革の原点とも言える郵政民営化に危機感を持つ参院議員の超党派の議連「国民のための郵政公社を推進する参議院議員の会」に、今年7月の参院選広島選挙区で初当選した無所属の柏村武昭氏が入会していたことが12日わかった。柏村氏は選挙期間中、「小泉改革を支えます」との公約を掲げていたが、同議連は改革の事実上の抵抗勢力。「派閥政治の打倒」を訴えながら自民党江藤・亀井派入りし、同党へ入党願を提出したことと合わせ、「政治家の公約」について論議を呼びそうだ。
同会には参院議員146人が参加。今月6日の発足会には70人が出席し、会長に郵政族を多く抱える自民党橋本派の陣内孝雄元法相、副会長には郵便局員らの労組である全逓委員長だった民主党の伊藤元隆議員を選出、郵政事業への民間参入について慎重な取り組みを求めて、「郵政局ネットワークの維持とユニバーサルサービス(全国一律料金でのサービス)」などを内容とする決議を採択した。
同会に参加したことについて柏村氏は毎日新聞の取材に、「抵抗勢力とは考えていない。『国民のための公社をつくろう』という考えに賛同した。郵政はいずれ民営化されると思うが、ソフトランディングを探るためのさまざまな議論が出てくると思う。これからも小泉改革を支えていく」と話している。【石塚孝志】
すったもんだの柏村氏入党劇
有権者は蚊帳の外
http://www.chugoku-np.co.jp/jiryu/011216.html
▽自民議員なお「釈然とせぬ」
曲折の末、柏村武昭氏(参院広島)の自民党入りが決まった。さすがにほっとした表情だが、長引いた入党には「もっとすんなり決まってもよかった」と、ぶ然。一方で同氏を迎え入れた側の広島県選出国会議員も、過半数はいまだに「なんだか釈然としない」。だが、すっきりしない入党劇の中で見逃せないのが一般有権者への説明不足。最も後味の悪い思いをしているのは傍観を強いられたこの人たちかもしれない。
■「いじめに遭った」
柏村氏によると、入党が長引いたのは「自民党の派閥事情で、いじめに遭ったから」。党本部は「早くから入党歓迎だった」のに、先に江藤・亀井派に入ったため伝統的に広島県で強い宏池会(堀内派)を中心に反発を買ったというわけだ。
参院選では自民党公認で堀内派の溝手顕正氏と無所属の柏村氏が激しく戦い、感情的対立を生んだ。柏村氏の指摘は的外れではないが問題の根はもっと深い。
柏村氏の入党に反発した議員の共通認識は「参院選であれだけ自民党を批判しておいて、舌の根も乾かぬうちに仲間にせよと納得がいかない」だった。「党利党略にとらわれたり、威張る人はだめ、などとは言ったが自民党が悪いと言ったことは一度もない」とする柏村氏とは相いれない。
「仲間になろうとするのに、何のあいさつもないし、県連や国会議員を軽視して事を運んでいる」との思いも、反発を生んだ大きな要素だった。柏村氏は「地元を軽視していない。自分なりにあいさつもした」と反論するが、これも平行線だった。
柏村氏の入党を事実上決めた自民党県連常任顧問会議(11日、自民党本部)
■苦言を呈す亀井氏
入党決定の十日ほど前、県連会長で堀内派の岸田文雄・文部科学副大臣(1区)に党本部から「地元は了解済みと連絡があった。入党OKでいいか」。岸田氏は「そんな話、聞いていない」と突っぱねた。
何らかの手違いだったとはいえ、岸田氏らには柏村氏が県連や国会議員より党本部に照準を合わせて入党を急いでいる表れと映った。党側も十二月末で締め切られる政党助成金の配分に絡み一人でも早く確保したい思いがあったため、入党情報に飛びついたようだ。
「あいさつ」うんぬんも問題をこじらせた。堀内派の池田行彦氏(5区)や宮沢洋一氏(7区)は、「なぜ何も言わないのだろう」といぶかり、高村派の谷川和穂氏(中国比例)は「会ってもいないし、どんな人なのか全然知らない。失礼な話だ」と厳しかった。
柏村氏の後ろ盾でもある亀井静香氏(6区)は「問題が問題だけに礼を尽くすのは当たり前」とした上で「きちんとやっていなかったのだろう。よく注意しておいたのに」と苦言を呈していた。
■裏切りとメールも
だが、いずれにしてもこの入党劇に登場したのは柏村氏と自民党国会議員。渦中の柏村氏の支持者を中心に、肝心の有権者の姿は見えなかった。
柏村氏の言い分は「十月末のパーティーの前、発起人に、無所属では何もできないと入党の意思を伝えたらほぼ全員が賛成だった。一般支持者にも自民党支持は多い。入党問題はクリアした」。
ただ本人も認めているようにメールには「入党歓迎」の半面、「裏切られた」など入党反対の声も届いている。あまりに早い入党申請に支持者から疑問の声が上がったのも事実。それらもひっくるめて「支持者の了解を取った」と胸を張れるのかどうか。
一方、自民党の国会議員が後援会や支部で何らかの意見集約をしたとも聞かない。谷川氏は「今回に限らず、もっと時間をかけて支持者の思いを聞く努力をしないと、自民党はいいかげんだと思われかねない」と、今も懸念を隠さないでいる。