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(回答先: 自作自演? 投稿者 ×× 日時 2004 年 4 月 27 日 12:22:03)
「脅迫に屈しない」と与野党幹部ら イタリア人人質事件
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イラクで武装勢力に拘束されているイタリア人の人質3人の映像が26日、アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ、アルアラビアで放映されたことで、イタリア国内に新たな衝撃が広がった。武装勢力側は5日以内にイタリア軍の撤退などを求めるデモをするよう求めたが、野党にも「テロリストの脅迫に屈してデモはできない」と当惑する声が目立つ。
ビデオで流れた人質3人はひげが伸び、アラブ風の長い服を着ていた。無表情で食事をする光景が映され、人質の1人と思われる声がイタリア語で「定期的に食事を与えられ、今のところ彼らと問題はない。虐待は受けていない」などと話すのも聞こえた。
「カタイブ・ハダラ(緑の軍団)」と名乗る武装勢力はビデオでの声明で、イラク政策で親米路線を貫いてきたベルルスコーニ伊首相を非難。「良い信仰を示し、彼ら(人質たち)を解放しよう。我々に同情するなら首相の政策に反対し、首都で反戦争とイラク撤退のデモをしろ。5日与える。その後はためらいや警告なしに殺す」と脅した。
放映後、同首相の報道担当者は「首相は分刻みで展開を追っているが、この件に関するコメントはない」と述べた。首相の27日の訪英予定も「変更はない」という。
連立与党の一つ、国民同盟は「人質解放のためにあらゆる努力をするが、イラク派遣を力で破棄させようとする脅迫には屈しない」との声明を出した。人質事件の発生後、首相のイラク政策を批判してきた野党幹部らもそろって「テロリストの要求に応じることはできない」と述べた。
左派系野党や労組の関係者は「反政府デモはしたいが、テロリストの言いなりになったと言われるのは困る」と当惑している。
人質はいずれも米警備会社に勤めており、当初は4人拘束された。うち1人の殺害が14日に明らかになると、世論調査では「イラク駐留反対」が急増。拘束発覚直後に「撤退しない」と明言した首相への批判が高まり、サッカー競技場に「政府はあなたを見捨てたが、私たちは忘れない」という横断幕がかかった。 (04/27 13:06)
http://www.asahi.com/international/update/0427/008.html