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米権限維持の決議案固める イラク政策、国連主導に逆行
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【ワシントン26日共同】米政府は26日までに、イラク統治評議会が3月に採択したばかりの基本法の大部分を廃止、駐留米軍の法的な保護を明記し、6月末の主権移譲後も米国が実質的な権限を維持する姿勢を鮮明にした国連安全保障理事会決議案の骨格を固めた。26日付の米紙ワシントン・ポストが伝えた。
ブッシュ政権の対イラク政策の大きな転換であると同時に、イラク暫定政権の役割を大幅に制限、ロシアやフランスなどが求める国連主導に逆行して米権限の強化を狙う内容と受け取られる可能性が強く、強い反発は必至だ。
米政府は、27日に予定されるブラヒミ国連事務総長特別顧問のイラク暫定政権構想の発表を受けて新安保理決議案を提出、5月半ばまでの採択を目指す。
同紙が米政府や国連当局者の話として伝えたところによると、決議案には(1)米軍指揮下でイラクに駐留する多国籍軍の法的地位の明確化(2)主権移譲後の受け皿となるイラク暫定政権の権限(3)旧フセイン政権の大量破壊兵器開発計画に関する最終報告を米国が策定−などの項目が盛り込まれる。