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今週号の「週刊現代5・8/15」P.66〜69に掲載されている「小泉首相の“人質サマサマ”劇場!」のなかより「クバイシ師が本誌に独占告白」P.69:
※ 同特集に書かれている他の情報については後刻転載するつもりです。
「 では、5人の人質解放の窓口となったイラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師はどう語るのか。クバイシ師は人質解放の瞬間、彼らに寄り添う姿が繰り返しニュースで放映されている。クバイシ師は本誌の取材にこう語った。
「小泉首相がイラクの武装勢力に対して『テロリスト』という言葉を使ったことによって、人質の解放が遅れたのは事実です。それは、日本政府が人質を殺してもよいと許可したのも同然の発言でした。そのため3人の人質はとても危険な状況に置かれていたのです。私たちが人道主義に基づいて、3人が殺されないように尽力していたその同じときに、日本政府は人質の声明に何ら注意を払っていなかった。人質の命に、何一つ関心を抱いていなかったのです」
クバイシ師は日本政府からの申し出も暴露した。
「日本の大使館関係者が『日本政府はあなたの組織を通して、ファルージャの人たちにカネを贈るか、経済的な援助をしたいのだが』と言ってきました。しかし、私はその申し出を拒みました。『人質問題をカネで解決するかのような行為は断る』と。そして『もし本当にファルージャの人たちを助けたいと思うなら、すぐにファルジャーに行って、米軍が撤退する解決法を見つけてください』と言いました。さらに、『ファルージャに行ったら、ヒロシマやナガサキ(と同じような惨劇)を見ることになるでしょう』ともつけ加えました。彼らは『ありがとう』と言うにとどまりました」」
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★ 「日本政府の働き掛けはなかった」としてきたクバイシ師が、日本政府は「カネ」での解決を働き掛けたという“内幕話”を披瀝したのは、人質解放後の日本政府の言動にふざけるな!という気持ちを抱いたからだと推測する。
(念のため、クバイシ師が“あやしい人”ではない主張をしているわけではありません(笑))
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