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弁護士、高見澤昭治を発見!こいつも本蛇蝎一や疋田圭一郎の弁護をしてた旧知の阿呆偽善「人権派」である。
私は、3人が政府と接触する際、弁護士が同席するか否か、当時、気にはしていたが、こりゃ、むしろ、考えられる限りで、最悪の事態である。
この連中のやることは、個人の市民の人権を守るのではなくて、落ち目の日本共産党の利益を、何が何でも守ることにある。
人質事件で、日本共産党攻撃が始まったので、このような事態は予測していたが、背後には、日本共産党と餌場の貧乏人を奪い合う不倶戴天の敵、創価学会、公明党が蠢動したのは間違いないから、いわば、現在の日本の最もおぞましい蹴落とし合いが進行していたのである。
http://www.janjan.jp/government/0404/0404092952/1.php
イラクで市民誘拐 帰国会見、本人出席できず
2004/04/19
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18日午後10時から羽田東急ホテルで開かれた“イラク人質事件”の記者会見は、3人のご家族と弁護士(家族側の代理人の中心=梓澤和幸弁護士)、精神科医、北海道東京事務所の担当者のみの出席となり、本人たちは出席できなかった。
会見には約100名の記者が臨んだ。冒頭、弁護士の高見澤昭治さんが、郡山総一郎さんの代理人としての役割も兼ねてドバイに出迎えに行ってから3人と帰国するまでの状況を説明した。続いて、家族による託されたメッセージの代読、精神科医斎藤学(さとる)さんによる3人の診断結果報告、記者クラブ幹事社(日経新聞)による代表質問(4点)、各社の質問(NHK、フリー、NHK)、サポートグループ(弁護士)からメディアへのお願い、再び各社質問(北海道新聞、北海道テレビ)と続いた。
解放時の北海道東京事務所での「喜びの記者会見」とは打って変わって、本人が欠席という状況下での、重苦しい会見となった。「3人の誘拐・身柄拘束・解放」をめぐる報道は第2フェーズに突入したと言える。今後、世論を巻き込んで今回の“事件”がどのような方向に向かうかまったく予断を許さない状況だ。そして、この背景には、3人をサポートしようとする人々と「自己責任論」に象徴されるバッシング派の人々とのスタンスの違い、鋭い意見対立がある。
3人のメッセージは、高遠修一さん、今井洋介さん、郡山きみ子さんが読み上げた。
高遠菜穂子さん
この度は日本の皆様、世界中の皆様に大変なご迷惑をおかけしましたこと、伏してお詫び申し上げます。まことに申し訳なく思っております。私たちの解放のため、多大なるお力を尽くしていただきましたことに全身全霊で感謝申し上げます。本当にありがとうございます。解放されたことは徐々に受け止められるようになりましたが、まだ現実をしょう握しきれておりません。心身ともに回復するまでいましばらくお時間をいただきますこと、お許しください。必ず、お話し致します。
今井紀明さん
皆様、ご心配をおかけして本当に申し訳けありませんでした。救出に向けて多くの方が協力していただいたことに感謝しています。体調に関しては食事があまり取れず、いいとはいえません。今になって非常に疲労感が出てきました。本当にご心配をおかけしました。
郡山総一郎さん
このたびは国民の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを深く反省、お詫びの言葉もございません。本当に申し訳けありませんでした。こうして無事に帰国することができまして、感謝しております。ありがとうございました。
会見で大きなポイントとなったのは3人の会見欠席の理由とされたPTSD(Posttraumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)であった。これには2つの見解が示された。1つはドバイの医師が診断しそれを3人について文書化したもの。他の1つは帰国後、斎藤医師が診断したもの、である。
「3人のそれぞれについて別々に時間をかけて詳しく説明をいただきました。PTSDですね。この症状が今、どういうことで、今後どういうことが必要だということの詳しい説明をいただきました」
と、高見澤昭治弁護士は語る。一方、斎藤学さんの診断はこうだ。
「若い方、今井さんは元気そうなんですけれども…脈が非常に速い。今日は悪夢があるようで、昨日辺りまで、昨日はいちばんそうだったらしいですね。一見したところより、問題があるんじゃないか。カメラマンの方は、元気そうなんですけれども、ドバイの診断書によれば落ち着きがなく、躁状態というような、情緒的な問題が指摘されています。残りの女性の方も含めて、皆さん、四肢にいろんな虫がいるそうでそういうものに刺された後がたくさん、あります。ただ、その他の外傷はないようです。それで、問題かと思われたのは女性で、情緒不安定で、私どもが面接中も何度も泣いています。突然起こる。ときどき、他人の話が聞き取れないことがあるという状態で、感情の麻痺も多少ありますし、それからああいうところで、こういう経験をした後に、急性ストレス障害が起こりやすいですから、そういうようなときに見られるような他人との積極的な接触を避けるような傾向があります。この女性は、あまりいろいろ接触を、特に新しい接触をですね、避けた方がいいんじゃないかと判断します。もちろん、2人の方もですが、特に女性の方、そういうところです」
対して、高見澤昭治弁護士はこうも付け加えた。
「今井君については、あの若さで食欲が全然なくて、私ども最初に夕食を一緒にして、日本のお弁当おいしいと食べたんですけれど、ほとんど手をつけず、その後の機内食もほとんど手をつけず…びっくりしました。すごい痩せ方です」
NHKの記者からは、PTSDは現地の先生が診断したのか、専門の精神科医の診断だったのか、それと帰国して診断された医師もPTSDと診断したのか、という質問が出た。
現地の診断によれば、過度の他人、あるいはレポーターとのコンタクトは本人に対してストレスになるというようなことが書かれていること、現地の医師は精神科医かどうかは診断書からは確認できないこと、外傷後7日目は定義上、PTSDには入らず、急性ストレス障害と診断されること、しかし、今後、数週間、ストレスが続き、例えば、4週間過ぎても脈が速かったり、血圧が高い場合は、本格的なPTSDになること、が斎藤学医師及びサポートグループから説明された。
それにしても、本人たちと接触した家族は一様に驚いたようだ。
「想像以上に精神的に、深刻というか、しばらく休養が必要な状態であると判断しました。最低でも1週間、10日間は外界とは接触するところはシャットアウトしてくれとドバイのドクターの説明もありました」(高遠修一さん)
「精神面でだいぶショックを受けているようで、僕と話をしていても涙を浮かべたり。本来、こういった場に出ることは無理であろうと」(今井洋介さん)
しかしながら、こうした回答に納得できない記者の質問も飛び交った。「たとえ、PTSDにしても、バッシングがあることを知っていたら…解放直後の映像などを見ると俄かには信じがたいが…本人が出ないということがバッシングしている人たちを利することにはならないか」(回答=それはサポートグループの判断で本人や家族の責任ではない)、「本人の署名はいつ、どこで、どういう状況で書かれたのか、本当に本人が書いたものなのか」(回答=3人とも関空に向かう飛行機の中で書いた)、「PTSDというのに書けるものなのか」(回答=日本語を忘れたとか、錯乱しているわけではないので可能)
質問の途中でサポートグループ(弁護士ほか)から、メディアへのお願い、として語られた内容は、「3人は死の危険を伴った誘拐と身柄拘束という状態にあったわけだから国内で言えば、犯罪被害者に当たる。メディアスクラムというようなことへの配慮をお願いしたい」だった。今回の場合、そのメディアスクラムが解放に一役買った側面もあったはずなのだが……このマネジメントは相当難しい。
北海道テレビの記者が「帰国したにもかかわらず、あまり喜びが感じられない。本音はどうですか」と3人のご家族に聞くと、高遠修一さんは「喜びが1、不安とプレッシャーが99という感じです」と小さな声でつぶやいた。
◇ ◇
18日の動き
イラクで人質になり解放された今井紀明さん(JanJan市民記者)ら3人は、逢沢外務副大臣らに付き添われて、ドバイ発日本航空・エミレーツ共同運航の定期便で18日午後5時30分前、関西空港に到着した。解放から4日目の帰国だ。
3人は、ドバイまで出迎えに行った今井さんの兄洋介さん、高遠さんの弟修一さんから厳しい世論もあることを聞かされているためか、うつ向き加減で表情は硬く、報道陣からの問いかけにも応じなかった。
3人は羽田行きの飛行機に乗り換え、午後7時40分頃到着した。18日午後10時から、3人の家族が羽田空港近くのホテルで記者会見を行った。
(編集部)