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今日昼に放送されたテレビ朝日の「ワイドスクランブル」で、今回の「イラク人質事件」において、犯行グループに解放を呼びかけたり、解放された3人を客人として迎えたりしてイラク側の表舞台に立った人物であるイスラム法学者協会のクバイシ師に電話取材した様子を報じた。
要点を列挙すると、
● 解放の呼びかけはしたが、自分から犯行グループに接触したことはない。
● 解放呼びかけ後に、犯行グループのほうから電話で連絡してきた。
● 家族の思いなどを汲み取り解放を決意したそうだ。
● 日本政府とは一切接触していない。
● 自衛隊撤退要求の声明を出したのは、犯行グループそのものではなく別のグループである。
★ 日本政府(小泉政権)は、自己正当化と政治的自己保身のために、今回の人質事件の解決が自分たちの尽力の賜物であるかのように説明し、米国をはじめとした諸外国に協力を求めるとともにイラクの宗教指導者や部族長など幅広い人たちにも支援を要請したとしている。
そうでありながら、アルジャジーラで解放の呼びかけをし、最終的には3人を客人というかたちで迎えることになった“立役者”のクバイシ師には一切接触していなかったというのはどういうことだろう。
クバイシ師はTVにも出た人物なのだから、ツボを押さえた交渉ができないというレベルを超えた無能ぶりを示すものと言えるのかもしれない。
自衛隊撤退要求の声明を出したのは、犯行グループそのものではなく別のグループであるという情報は、反「ファルジャー虐殺」を象徴とする反占領闘争が幅広い反占領勢力の連携のもとで行われていることを示唆していると思われる。(政治的部門と軍事的部門の分協業構造なども)