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(回答先: 解放の3人、17日にも帰国 イラクの活動「続ける」「イラク人を嫌いになれない」(Kyodo)ー私はそんな人が好き 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 4 月 16 日 13:11:14)
危険な地に帰っていこうとするのは確かに心配だが。
こうした記事を読むと、そう言うのが当然とも思えてくる。
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http://www.creative.co.jp/top/main1287.html
イラクで行方不明になった安田純平さんが「東京新聞」に書いた原稿です。
・東京新聞4月12日付夕刊掲載レポート・完全版
(写真説明)
市内中心部の路上でたむろっていた少年たち。高遠さんとの再会を楽しみにしていた。
日本の民間人三人を人質にしたイラクの拉致事件。「解放へ」との情報も流れているが確認されておらず、バグダッド市内では、拉致された高遠菜穂子さん(34)=北海道=を知る少年たちが安否を気遣っている。市内では拉致事件を「やり方として同意できない」とする声が多く聞かれる一方、自衛隊派遣を批判し、「イラク人のことも同じように心配しているのか」とする指摘もあった。
「ナオコは戻ってくるのか?」
十代後半の五人の少年がこちらに手を振りながら近寄ってきた。高遠さんが支援活動をしていたストリートチルドレンたちだ。
「俺たちは親もいないし、家もない。ナオコは食べ物をくれたり、靴をくれたりして面倒を見てくれた。事件を聞いて驚いたけど、この問題はもう終わったんだろ?」と一人の少年が眉をひそめて言った。今は、箱入りのティッシュペーパーを売って生活しようとしているという。
一方で、うつろな表情で「金くれよ。メシが食えないんだ」と迫ってくる少年もいた。シンナーのにおいが漂っている。「彼女が戻ってきたら、怒るぞ」と言うと、シンナーの入ったペットボトルを投げ捨てた。
高遠さんが彼らの中に入り込んで、関係づくりをしてきた様子とともに、長期で住み込んでの活動を考えていたという背景もうかがえた。しかし、再び現地で活動するのは厳しい情勢だ。自衛隊派遣を巡っての今回の事件によって、現地支援の形がさらに限られたものになっていく恐れがある。
シーア派指導者ムクタダ・サドル師の支持者が集まるサドルシティでは連日、同師の民兵組織マハディ軍と米軍の交戦が続いており、あちこちに破壊された車両の残骸などが転がっていた。
「俺たちを殺そうとする連中は殺す」
九日、金曜礼拝で数千人が集まったモスクの近くで、駐車場の整理をしていたハムザさん(20)は勢いよく語った。しかし、日本人拉致について問いかけると顔を曇らせ、「普通の市民に手を出すようなことをしてはいけない。もちろん、こんなやり方に同意なんてできない」と真剣な表情になった。
一方、ファルージャなどと同じスンニ派住民の多く住むアダミア地区は、周囲を米軍戦車などに囲まれている。私の顔を見て「シット(くそったれ)!」とつぶやく少年もおり、人々も明らかにこちらの存在を無視している気配があった。
モスク内の事務所にいたアルベルさん(50)は「日本とは友好関係にあったが、米国の下で軍隊を派遣した以上、ムスリムの敵だ」と断定。「一度撤退し、国連の下にやってくるならば歓迎する」との提案もしたが、事件の犯行声明を出した組織「サラヤ・ムジャヒディン」については「聞いたこともない」という。
「事件は悲しい出来事だ。このやり方には反対する。無事に戻ってくるよう祈っている」と繰り返す一方で、拉致事件について取材に来た私を「日本人三人のほうが価値が高いのだろうが、この数日だけで何百人も死傷しているイラク人のことも同様に尊重すべきではないのか」と皮肉った。
(了)
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その一方で、k泉総指令官の
「なおかつこういう事を言うんですかね」発言は、
一見筋が通りそうながら、これまでを思うと対応不備を
隠すためとしか思えず。
この安田さんも見殺しにする気だろうか?