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私が人質に…80歳元郵政相、箕輪登さん
「人生の誠、通じると信じる」
オレが身代わりになる−。郵政相も務めた元自民党衆院議員、箕輪登さん(80)=北海道小樽市在住=が、イラクで人質となっている日本人3人の身代わりになるというメッセージを、カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」に送ったことが、15日分かった。
メッセージが犯人グループに伝わったかどうかは不明だが、本人はいたって本気。事件が膠着(こうちやく)化し政府も打開策が見いだせないなか、意外なところから、救世主登場か?
「私は十分に長く生きてきました。3人の日本人の代わりに人質になる覚悟があります」
アルジャジーラに向けて12日夕、ファクスで送った犯人あてのメッセージ。箕輪さんは日本語と英語で悲壮な決意を記した。
スポーツ紙の取材には、「鉄砲で脅されようが必ず説得するつもり」「80歳のじいさんの命は人質としての価値がないと判断されるかもしれない。僕は向こうの言葉も分からないが、人間の誠は通じると信じている」と、不退転の決意を示している。
箕輪さんは昭和42年から平成2年まで、旧北海道1区選出で8期にわたって衆院議員を務めた。昭和56年には鈴木善幸内閣で郵政相として入閣している。
防衛政務次官、衆院安全保障特別委員長なども歴任。「防衛族のドン」とも言われた典型的なタカ派議員だったが、今年1月には、自衛隊派遣の差し止め訴訟を起こしている。
日本人人質の身代わりといえば、昭和45年の「よど号」ハイジャック事件での山村新治郎運輸政務次官(当時)が有名。打つ手なし状態が続く政府も、本気で身代わり策を考えてみる?
ZAKZAK 2004/04/15
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_04/t2004041503.html