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邦人解放までの経緯、クバイシ師らTVで語る
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040415id26.htm
【ドーハ=新居益】イラク・イスラム聖職者協会のアブドッサラーム・クバイシ師らは15日、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」に対し、日本人人質3人解放までの経緯について次のように語った。
◇
15日午前零時半(日本時間同5時半)、武装グループから「日本人人質3人を解放したいが、どこで引き渡せばいいか」と打診があった。
これを受けて、聖職者協会と武装グループとの間で解放の方法について交渉が続けられた。
人質解放は、占領軍に関与していない外国人は解放すべきであるという我々の声明に基づいてなされた。
いくつかのグループは、我々の要請に応え、人質を送ってきた。我々は人質たちをそれぞれの大使館に送り届けた。マスメディアが報じたような仲介ではない。我々が人質解放を呼びかけ、応じたグループがあったのだ。
我々の役割は、特定の時間、場所を知らされることなしに人質の引き渡しを実現することだった。
ある時は、ウンム・アル・クラー・モスクの門の前で引き渡すとの連絡を受けた。そして、覆面をした男たちがやって来て、このモスクの門前に人質を置いていった。門のところで、中国人やフランス人などを見つけた。
(日本人のケースでは)我々は拉致犯人に人質を解放するよう求めたが、第3者的な事情から解放は遅れた。
我々は、外部からの干渉を避けるため、ある特定の場所に連れてくるよう求めた。私はバグダッドのアメリヤ地区のクバイシ・モスクで彼らの身柄を受け取った。解放を歓迎する。
私は人質たちにファルージャを再訪し、イラクの子供たちを助けるため、我々がどんな困難を抱えているか自分自身の目で見てほしいと要請した。
我々は、日本の政府や人道団体に、「イラクで拘束され、非人道的な扱いを受けているすべてのイラク人が解放されるよう米軍に圧力をかけてほしい」と声明で呼びかけた。
A(2004/4/16/01:53 読売新聞 無断転載禁止 )