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(回答先: 良かったです! 投稿者 マドオンナ 日時 2004 年 4 月 15 日 22:18:30)
米国人・イタリア人など誘拐されていまだに解放されていない人々が、まだ何人もいる。
また、米軍によるファルージャその他の地域における攻撃が止まったわけでもない。ましてや、米英軍や日本の自衛隊をはじめとした「駐留軍」がイラクから撤退したわけでもない。
日本人の人質3人が解放されたのが事実だとしても、3人が誘拐された原因となる「大元の事情」が好転したわけでは決してなく、決して問題は解決したわけではないことを日本にいる私たちは肝に銘じるべきであろう。3人の人質事件で日本中が大騒ぎになっていたこの一週間、ファルージャだけでも800人前後の住民が殺されたとされる。
むしろ今後は、日本にいる私たちがイラクに対してどうかかわるか、そして今の日本政府に対して何をどう働きかけるかが問われることになった、と言って過言ではない。このままイラクに居座り続け、現地住民と対立し、それら人々を殺す側に回るのか、それとも撤退を選び米英の横暴を諌める側に回るのかが問われる。
「人道支援なのだから襲われない」などという妄言はもはや通用しないことは今回の事件で証明されたのだから。
ボールは投げ返された。