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(回答先: アルジャジーラのバグダッド記者が日本人人質3人解放伝える。 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 4 月 15 日 21:19:13)
「日本人3人、バグダッドで解放」 アルジャジーラ放送【asahi.com記事】
http://www.asahi.com/international/update/0415/018.html
カタールのアラビア語衛星放送アルジャジーラは15日午後3時42分(日本時間同8時42分)、イラクで武装グループに人質にとられていた日本人3人がバグダッド市内で解放されたと伝えた。現地の宗教指導者らでつくるイスラム宗教者委員会が保護しており、3人の健康状態は良好という。解放までの詳しい経緯は分かっていない。一方、14日に拉致されたと見られる日本人ジャーナリストら2人の行方は依然として分かっておらず、日本政府は引き続き情報収集に努めている。
解放されたとみられるのは、フリーカメラマン郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区在住=、フリーライター今井紀明さん(18)=札幌市西区在住=、ボランティア活動家高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市出身。
3人は現地時間の7日午後、アンマンからタクシーでバグダッドに向かった。だが、中東の衛星放送アルジャジーラが8日午後4時(同午後9時)、自動小銃やロケット砲で武装した覆面姿の男たちに囲まれた3人の映像を放映し、拘束されたことが分かった。ファルージャ方向へ進んでいたところを襲われたと見られている。
犯行グループは映像の中で「サラヤ・ムジャヒディン(聖戦士軍団)」と名乗り、「3日以内にイラクから自衛隊を撤退させなければ3人を殺す」と脅していた。これに対し、日本政府は撤退の可能性を否定。逢沢一郎外務副大臣らをアンマンに派遣し、米英などの占領軍や地元の部族長に協力を求めていた。また、人質の家族らもアルジャジーラなどイラクで視聴できる海外メディアを通じて懸命に解放を呼びかけていた。
一方、イスラム宗教者委員会が10日に解放を呼びかけたほか、武装勢力に影響力を持つイスラム教スンニ派のイスラム党も解放を求めていた。同日夜には「24時間以内に解放する」との犯行グループの声明をアルジャジーラが伝えたが実現せず、安否が心配されていた。
イラクでは5日以降、外国人が何者かに拘束される事件が頻発。14日には武装グループが人質に取っていたイタリア人4人のうち1人を殺害したことが明らかになったが、この事件では犯人側が「イタリア軍の撤退」を要求するなど日本人3人のケースと共通点が多かっただけに、関係者に大きな衝撃を与えていた。
一方、行方不明になっているのはフリーライターの安田純平さん(30)=埼玉県入間市在住=、人権活動家の渡辺修孝(のぶたか)さん(36)=栃木県足利市出身。イラク人通訳から日本の関係者に入った連絡によると、バグダッド西方で取材中に武装グループに連れ去られた。2人については犯行声明などが出ておらず、拉致の目的などははっきりしていない。
(04/15 20:56)