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【コイジメ内閣メールマガジン】第137号:コイジメ首相のメッセージ「イラク人質事件」
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/583.html
投稿者 passenger 日時 2004 年 4 月 15 日 08:44:04:eZ/Nw96TErl1Y
 

小泉内閣メールマガジン 第137号 ========================== 2004/04/15

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● イラク人質事件

[大臣のほんねとーく]
● 地震から命を守るために(防災担当大臣 井上喜一)

[大臣、夢を語る]
● 南極への夢(財務大臣 谷垣禎一)

[特別寄稿]
● サマーワにて(イラク復興支援群衛生隊看護班長 川上文子)

[小泉内閣の動き]
● 米国副大統領との会談 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]

● イラク人質事件

 小泉純一郎です。

 8日木曜日、イラクで3名の日本人が人質にされる事件がおきました。

 どのような理由であれ、誘拐したり人質を取ったりすることは決して許さ
れないことです。

 政府は、直ちに対策本部を設置して一刻も早く3人が無事に解放されるよ
うに、全力をあげています。

 官邸では、官房長官を中心に関係各省が緊密に協力する緊急対応体制を立
ち上げました。事件の第一報が入って以来、官邸地下の危機管理センターに
おいて、内閣危機管理監はじめ多くのスタッフが夜を徹し、24時間体制で
情報収集や対応にあたっています。

 外務省では、外務大臣が各国の外務大臣に電話して協力を求めるなど、人
質解放に向けた努力を始めました。翌日には、逢沢外務副大臣を隣国ヨルダ
ンのアンマンに派遣し、逢沢副大臣が現地緊急対策本部の指揮をとっていま
す。

 そして、外務省地下のオペレーションルームに特に集められた職員など常
時約100人が、諸外国への働きかけや在外公館との連絡、対応に昼夜兼行
で取り組んでいます。

 このほか、警察庁や防衛庁など関連する政府の力を総動員して人質の救出
に向けて努力しています。

 ご家族の方々はつらいと思いますが、気を強くもって頑張っていただきた
いと思います。

 日本は、一日も早くイラクがイラク人自身の手によって希望をもって再建
できるように、国連をはじめとする国際社会と協力して支援しています。自
衛隊はイラクの人たちと手をたずさえて人道復興支援を進めていくという考
えに変わりはありません。

 政府は昨年2月以来、今年に入ってからは既に14回、危険ですからイラ
クには入らないでくださいと退避勧告を出してきました。政府の退避勧告を
全ての日本人が真剣に受けとめていただきたい。これに従わないでイラクに
入る人がまだいるようですが、是非ともそういうことのないようにしていた
だきたいと思います。

 人質になった皆さんが一日も早く無事に解放されるように、そしてイラク
に一日も早くイラクの人々の手による平和で民主的な国が再建されるように、
力を尽くしてまいります。

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[大臣のほんねとーく]

● 地震から命を守るために(防災担当大臣 井上喜一)

 皆さんもご存じのとおり、我が国は世界的に見ても地震の多い国です。昨
年も宮城県沖や十勝沖を震源とする大きな地震があったのは記憶に新しいと
ころです。地震は時に多くの人命を奪い、経済的にも大きな打撃を与えます。
中でも、平成7年の阪神・淡路大震災では、不幸にも6,433人もの方が
亡くなられました。この近代化した社会でかくも多くの命が一度に失われる
ことになろうとは、当時ほとんどの人が想像だにしていなかったのではない
でしょうか。

 調べてみると、阪神・淡路大震災で亡くなった方の実に約8割が、住宅な
どの倒壊が原因ということであります。このことから、住宅を補強するなど
して地震に耐えられるようにする「住宅の耐震化」が極めて重要であること
があらためてわかりました。

 防災には、行政による「公助」のみならず、自らを助ける「自助」、地域
社会が共に助け合う「共助」が重要です。国民の生命と財産を守ることは国
の最も基本的な役割であり、政府としては地震防災対策に力を入れておりま
すが、やはり、国民の皆さん一人ひとりがしっかりと備えていることが肝心
です。

 現在、全国の住宅の約3割にあたる約1,400万戸で耐震性が不足して
いると言われております。お住まいの家が地震に耐えられるか不安をお持ち
であれば、ぜひ耐震診断を受けることをおすすめします。どうすればいいの
かわからない場合は市区町村にご相談ください。市区町村によっては、耐震
診断やその後の耐震補強の費用の補助制度を用意しているところもあります。

 残念ながら地震の発生そのものを防ぐわけにはいきませんが、日頃から備
えておくことで、被害を小さくすることができます。皆さんのお住まいの家
は大きな地震に耐えられますか? 大きな家具や家電製品は倒れないように
固定しておられますか? ご自身の命、そして大切なご家族の命を守るため
に、ぜひ確認してください。「備えあれば憂いなし」です。

※ 大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/031119/18inoue.html

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[大臣、夢を語る]

● 南極への夢(財務大臣 谷垣禎一)

 小学校の時、先生から5万分の1の地図を見る楽しさを教わり、地図の空
白部分、未開の地への興味を、探検記を読むことなどで埋めるのが好きでし
た。チェリー・ガラードの書いた「世界最悪の旅」やシャクルトン隊の活躍
を読み、また、当時の南極観測で、日本の宗谷をソ連のオビ号が助けてくれ
たことや、タロとジロが生きていたことなどを、興奮と感激を持ってみてい
て、いつしか自分も、その南極の地に行きたいという夢を描くようになりま
した。大学のスキー山岳部での先輩達が南極に行く中、結局私は行けずじま
いですが、その夢は今でも持ち続けています。

 我が国南極観測は、これまで世界に誇るべき成果を挙げてきており、16
年度予算では、南極観測船「しらせ」の後継船の建造に着手することとしま
した。厳しい財政事情の中でも、国民の夢を育み、我が国発展の基礎となる
科学技術の振興に資するものについて、メリハリをつけ重点的な予算配分を
行っています。

※ 大臣プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumidaijin/031119/05tanigaki.html

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[特別寄稿]

● サマーワにて(イラク復興支援群衛生隊看護班長、1等陸尉 川上文子)

 日本の皆さん、こんにちは。

 サマーワに来て約3週間が過ぎました。雪景色の旭川から一転、連日35
℃を超える暑さの中、番匠(ばんしょう)群長以下、体調を崩すことなく元
気に活動しております。

 復興支援活動は医療支援、給水活動、中学校の補修、道路補修と開始され、
私自身も市内にある母子病院に行って参りました。日本のODAにより供与
された保育器はさっそく病室で使用されていましたが、他にはベッドしかな
く、がらんとした雰囲気でした。日本の病院のように清潔なシーツ、モニタ
ーを始めとする各種医療機器や使い捨て注射器等は見当たりませんでした。
傍らにお母さんが付き添っていて赤ちゃんの世話をしている様子は世界共通
で、何かお手伝いをしなければと思いました。看護師と話す時間はあまりと
れませんでしたが、看護に対するニーズを把握し、イラクの人々に喜ばれる
支援をしていきたいと思っています。

 移動中に車窓から見る街の様子は、車に混じって馬やロバが車道を走った
り、羊市場があったりと日本とは大きく異なりますが、運転には注意が必要
なのでゆっくりと景色を楽しむ余裕はまだありません。

 さて、私たちは復興支援活動の一方、宿営地づくりを並行して行っていま
す。炎天下での作業なので皆、日焼けして真っ黒になっていますが、その甲
斐あって宿営地は毎日「進化」しています。

 このような忙しい毎日の楽しみは、おいしいご飯と、お風呂(シャワー)、
美しい朝日・夕日、旭川では見られなかった満天の星空、そして家族や友人
からのメールというところです。日本からの声援は本当にありがたく励みに
なります。皆様からご支援いただけることに本当に感謝しております。

 活動はまだまだ始まったばかりです。イラクの子供たちの笑顔が町中にあ
ふれるよう微力ながら頑張ります。また、これからさらに暑くなるようなの
で派遣隊員の健康管理に配慮していきたいと思っています。

※ 陸上自衛隊ホームページ(イラク復興支援関連)
http://www.jda.go.jp/jgsdf/iraq_index.html

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[小泉内閣の動き]

● 日仏対話フォーラムメンバーの表敬(04/04/13)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/04/13nitifutu.html
  日仏両国の有識者が自由な立場から日仏関係強化等について議論する日
 仏対話フォーラムのメンバーが小泉総理を表敬

● 米国副大統領との会談(04/04/12)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/04/12usa.html
  チェイニー副大統領との会談で、イラクでの日本人人質事件での一層の
 協力を求めたほか、イラク復興支援や北朝鮮問題などについても意見交換

● トルコ首相との会談(04/04/12)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/04/12turkey.html
  エルドアン首相との会談で、イラク情勢などについて意見交換し、日本
 人人質事件について情報提供を含めたあらゆる面での協力を要請

● 北方領土返還要求運動団体の代表者との会談(04/04/12)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/04/12hoppou.html
  一日も早い領土問題の解決に向けた取組について前北海道知事らと会談

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[編集後記]

 先週木曜日に発生したイラクにおける3人の日本人の人質事件は、ご家族
はもとより、全国民にとって許しがたい事件です。編集部にもご意見がたく
さん寄せられました。
 現時点(4月15日午前0時)では、人質解放の知らせはまだ入ってきて
いません。政府としては、引き続き、情報収集に努め、救出に全力をあげて
まいります。皆様のご理解とご支援をお願いします。(博)

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[ご意見、ご感想]

 今週号の感想はこちらから(4月18日まで)
http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA040415ir
 先週号の結果はこちらから(4月21日まで)
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/kekka.html

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[小泉内閣メールマガジン]

<バックナンバー・配信先変更・配信中止>
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)


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