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「コソボのはず…」拘束に驚くイタリア人人質の家族
【ローマ=秦野るり子】イラクで武装勢力に拘束されたイタリア人の人質4人は全員、米警備会社に所属し、要人警護などを担っていた。
イタリアに残された家族は、一様に「イラクに行ったことも知らなかった」と驚きを隠さない。人質事件は、秘密主義の“外国人雇い兵”の実態の一端もかいま見せている。
人質の1人ファブリツィオ・クワトロッキさん(36)は、元イタリア国軍兵士。母親のアガタさんは、「息子はイタリア軍の一員として、コソボで平和維持にあたっているはずよ」と叫び、信じられない様子だ。他の人質の家族も同様で、「ローマで働いていると思っていた」などと話している。
報道によると、この警備会社では新人でも月給8000ドルの高給が約束されるという。14日朝までのところ、家族の中に、イタリア軍の撤退など、人質解放条件にイタリア政府が応じるよう声高に求める動きはない。
(2004/4/15/00:30 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040414id31.htm