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米国の協力要請受け、イラクへ使節団派遣
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040415k0000m030098000c.html
【バグダッド小倉孝保】カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」は14日、イランのハラジ外相の話として、米国がイランに対しイラク状況の平穏化への協力を要請してきたと報じた。これに応じ、イラン外務省は同日、イラクのイスラム教シーア派反米指導者、ムクタダ・サドル師と会談するための一行を派遣した。米政府にはイランを通じてシーア派の反米強硬派を抑えたい狙いがあるとみられる。
ハラジ外相は米国から繰り返し協力要請があったことを明らかにしたが、時期や具体的内容には言及しなかった。この要請に応え、イラン外務省派遣団がサドル師との会談のためイラク入りしたという。イランがサドル師に対し何を要請するかは不明だ。
一方、同外相は「イラクの状況を悪化させているのは米軍の攻撃だ。状況を平穏化させるには米軍がイラクから撤退する以外にない」と米政府を批判した。
イランはシーア派の大国でサドル師にも大きな影響力を持つとされる。同師は以前、イランの最高指導者ハメネイ師とも会談している。
イランを「悪の枢軸」と批判する米国がイランに協力を要請することは極めて異例だ。これが事実ならば、米政府にはシーア派抑え込みに打つ手がなくなっていると言えそうだ。
毎日新聞 2004年4月14日 21時28分