現在地 HOME > 掲示板 > 戦争52 > 445.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
現地紙に解放の呼びかけ文
4月14日0時(現地時間)
バグダット 玉本英子
(アジアプレス所属ジャーナリスト)
http://headlines.yahoo.co.jp/specialfeature/iraq/
現地紙に解放の呼びかけ文
「3人はイラクの人たちのために来てくれたのに、人質にされて私たちも本当に悲しい」。取材先で多くのイラク人が私にそう声をかけてきた。バグダッドでも、日本人人質事件への関心は高い。
12日から13日にかけて、イラクの新聞数紙に、日本人人質の友人たちから「3人の人質は、イラクの友人である」とする人質解放の呼びかけ文が掲載された。
メッセージを掲載したクルド系アラビア語日刊紙、アル・タアヒ紙(部数1万6,000部)によれば、11日に英語の電子メールで、編集部に送られてきたのだという。
これをアラビア語で掲載した同紙のシャカワン・エドレス(37)さんは、「外国人を人質にするという事件には驚いている。こういうやり方はイスラムの教えに反するし、どんな宗教の人間でも行ってはならないことだ」と語った。
読者からは「人質の無事を心から願っています」との声が寄せられたという。
現在の情勢では、人質救出を米国に要請するのは、逆効果になる可能性がある。米軍が強行に作戦を展開した場合、人質に犠牲者がでる事態も想定される。
むしろ、ファルージャなどでの戦闘の即時停止を米国に働きかけたり、医薬品を送るなどの救援活動を行うことで、イラクの人々へ日本の平和的な姿勢を見せたほうがいい。
13日の朝には私の滞在するバグダッドのパレスチナ・ホテルの近くでも、迫撃砲と思われる攻撃があった。武装勢力による抵抗を力で抑えることはますます困難になっている。