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(回答先: ブッシュ米大統領記者会見・概要 【日経】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 4 月 14 日 12:29:36)
ブッシュ大統領の発言詳報
ブッシュ米大統領が13日行った記者会見での発言の詳報は次の通り。
【イラク情勢】
一、イラクでは厳しい日々が続いている。旧フセイン体制の残存勢力、外国人テロリスト、イスラム教シーア派の強硬派指導者サドル師の3グループが暴力を扇動している。彼らの共通の目標はわれわれをイラクから追放し、イラクの人々の民主主義への希望を破壊することだ。
一、だがこれは内戦ではないし、民衆蜂起でもない。イラクの大半は比較的安定している。サドル師は非合法な民兵組織を解散しなければならない。
【人質事件】
一、人質を取ったり爆弾を仕掛けたりすることや一連のテロ行為も狂信的な政治的イデオロギーで、こうしたイデオロギーを信ずる者は中東以外にも暴政を広げようとしている。
一、イラク情勢がベトナム戦争と似ているというのは誤りだ。その指摘はわれわれの部隊や敵に誤ったメッセージを送ることになる。
【主権移譲】
一、イラク国民に主権移譲することが使命の中心。6月30日に設定した期限を守ることが重要だ。
一、誇り高く独立心のあるイラク国民は期限なき占領は支持しない。米国も同様だ。米国は帝国ではない。期限延長にイラク人は疑問を感じ、希望が裏切られた気になるだろう。
【駐留米軍態勢】
一、米軍は素晴らしい活動を行っているが、さらなる兵力が必要となれば供給する。この政権は米軍の歴史的使命を成功させるために、必要なあらゆることを行う。
一、復興支援と軍事的関与は(主権移譲後の)7月1日以降も継続する。米軍は必要な限り駐留する。
【NATO、中東、国連の関与】
一、パウエル国務長官、ラムズフェルド国防長官とともに多くの北大西洋条約機構(NATO)加盟国がイラクでのより公式なNATOの関与を模索している。
一、近隣諸国もイラク安定には責任を負う。「共通の利益」に向けてどんな支援を近隣諸国ができるのか協議するために、アーミテージ国務副長官を中東に派遣する。
一、国連が政治プロセスに関与するのは有益だ。(復興支援に)各国が参加できるためにも、新たな国連安保理決議を受け入れる用意がある。
【米中枢同時テロ】
一、同時テロ前まで、われわれは確固たる対テロ戦争の基盤を築いていなかった。同時テロ以前のテロ対策は、可能なことは実施した。私もチェイニー副大統領も喜んで、独立調査委員会の質問に答えるつもりだ。
【北朝鮮問題】
一、(昨年)小泉純一郎首相と北朝鮮の脅威にどう対処するか話し合った。北朝鮮の指導者は脅威だ。日米は北朝鮮の核の脅威についての見解を共有しており、北朝鮮の核開発をどう防ぐか協議している。(ワシントン共同)
(04/14 14:41)
http://www.sankei.co.jp/news/040414/kok074.htm