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日本アラブ通信 編集長
日本ペンクラブ国際委員
元東海大学国際学科講師(中東)
阿部政雄
masao-abe@hi-ho.ne.jp
2004年4月14日
対中東戦略の構築をめざして(5)
3人の人質問題の根本的解決の中から、真の中東政策を求めよう
今回のイラクでの日本人人質事件は、日本政府にも、民間のイラク支援運動の諸団
体にも大きな衝撃を与えた。「災い転じて福となす]とも言う。事件発生以来、ここ
数日間での日本政府、NGO諸団体、与野党政治家の動きを振り返って、次のような
ことを総活してみた。一日に250通ぐらいメールをいただき、嬉しい悲鳴もあげた。
十分意をつくせない面が多々あるが、時間的制約もあり、戦中派の巫女としての気持
を伝えたい。
印象強く思ったこと
1、政府のうろたえぶりと無策が浮き彫りにされ、追米一辺倒が露呈した。官邸も外
務省も、まるで外交の基本原則などわきまえぬ素人集団のような対応振りであった。
こんなドタバタを繰り返していると、世界中から軽蔑を招くばかりではないか。小泉
首相、川口外相は「ブッシュの後ろ立てがあるから大丈夫」とでも思っているのだろ
うか
2、一方、民間の団体はいち早く、また広範な活動を展開し、3人の人質解放を求め
て活発に行動した。国民運動としての方向へ動いていることが嬉しい。何とかそこま
で持っていかねばならない。
3、イラク側も、有力なメディアの「アルジャジーラ」をはじめ、多くの報道機関が
この問題を広く伝えてくれたことは有り難かった。宗教指導者による呼びかけも心強
く、誘拐犯罪についての討論も民主的であった。
4、イラク国民と日本国民との、国民レベルでの「心のパイプライン」がつながり、
それが太くなっていきそうである。1973年のオイル・ショック以来、はじめてイ
ラクと日本の国民の連帯の歴史が始まる。
5、一方、国民のサーバントであることを全く忘れた、アホで、無知で、外国の元首
に卑屈になり、そのくせ日本国民には威張ることにのみ突出した御殿女中や外国の
ペットには、この際「願い下げ」いただきたい。
(こんなことを書かねばならないなんて、日本人としてご先祖様に申し訳ない)
6、「テロに屈するな」と聞いたふうな科白を吐くなら、ファルージャでの無法な掃
討作戦で600人のイラク人の命を奪い、千数百人を傷つけている蛮行にたいして
「こんな国家テロはすぐ止めろ]と啖呵の一つも言えるようなら一人前の人間であろ
う。後生だから、外相だの、防衛庁長官だの、まして首相だの偉そうな顔をしないで
ほしい。
6、あるメールによると、休刊になった「噂の真相」によれば、小泉氏は慶応大生の
ときに強姦事件を犯し、警察で調書を取られ、ほとぼりを冷ますために財界の大物の
はからいでロンドン留学に送られたそうだ。これをアメリカの諜報機関に握られてい
るため、ブッシュにばらされると恐いから、ブッシュの思いのままに操られていると
いう。これが事実でないことを祈る。日本のために小泉氏は、猛然とブッシュに「屈
することなく」抗議してほしい。ここらあたりに、小泉氏のあやしげな「うすら笑い」
の源流があるのではないかと勘ぐりたくなることがある。
7、この小泉氏のスキャンダルを利用して、日本を操縦しようとするやり方は、アラ
ブとの石油の直接取り引きを実行しようとして田中角栄首相を政権から追い出すため、
ロッキード事件をロスアンジェルで発表し、彼を失脚させてしまったアメリカの謀略
の奥深さと恐ろしさを思い出す。ゴッドファーザー顔負けのマフィアの世界である。
いや21世の初頭をのっしのっしとのし歩く「双頭の大蛇−シオニズムとネオコン」
でしか出来ない所行である。パレスチナ、イラクなどで発揮されているこの国際的謀
略の元凶と戦わなければ、人類の未来は惨たんたるものになってしまう。
今回の不幸な人質事件を通じて、われわれ日本人も、明るい未来についてのビジョン
を持とう。われわれ人類が本当の力を発揮するのは、正にこれからだと思う。モロッコ
の学者エルマンジェラ教授の言葉のように、まさに「野獣と人間との戦い」である。
輝かしい文明を築いてきたわれわれが野獣に負けるなんて、そんな馬鹿げたことがあ
るだろうか。ねえ小泉さん。
阿部拝
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