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アメリカ軍サマワ帰還兵から劣化ウラン
2004/4/13
サマワにアメリカ憲兵隊員として駐留し、帰国した9人が体調不良を訴え、4人の尿から劣化ウラン(DU)が検出されていた。
4/12 来日した元アメリカ陸軍軍医(核医学専門)のアサフ・ドラコビッチ博士が、東京の市民集会で報告した。
「アメリカ軍の砲弾の燃焼ダストによる被曝によるもので、現在、駐留中の自衛隊員も被曝の可能性は極めて高い」と警告。
ドラコビッチ博士は、1991年の湾岸戦争でのDU弾の使用を批判し、アメリカ軍当局と対立。
1997年に軍を離れ、ウラニウム医療研究センター(UMRC)を設立した。
報告によると、2008/4〜8月にかけ、オランダ軍に引き継ぐまでサマワで警備任務などに就いていた軍曹(37)ら9人は、慢性的な頭痛、吐き気、腎不全、免疫障害などに悩まされUMRCに相談。
2003/12、9人から採尿してドイツの研究所で分析した結果、9人中7人から、自然界では存在しないウラン236が、うち4人から他の劣化ウランの同位体が検出された。
ドラコビッチ博士は「ウラン236は核実験の影響などでごくまれに尿から検出されることはあるが、核廃棄物のDUとの組み合わせで検出された以上、4人がDU弾で被曝したことは間違いない」と結論づけた。朝日新聞
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/2004/018.htm