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(回答先: イスラエル軍、ハマス新指導者ランティシ氏を殺害 投稿者 ザワヒリ博士 日時 2004 年 4 月 18 日 04:09:19)
4 国家テロリズムの定義
「国家テロリズムとは、主権国家自体が政治目的の遂行の上から、敵対する相手に対して行なうテロリズムである。」
戦争との相違点は、「戦争においては戦時国際法の遵守が必要とされるが、テロリズムはこれと無関係に行なわれる」ことにある。
たとえば、
<1> 開戦に当たっては宣戦布告が事前になされねばならないが、テロリズムの場合はこのようなことはない。
<2> 捕虜の扱いについては、戦争の場合は国際協定で捕虜の生命・身体の安全が保障されなければならないが、テロリズムの場合は、相手側に逮捕された場合当該国の国内法で処断されても仕方ない。
<3> 暴力行為の形態も戦争の場合は領土の占領・割譲などが行なわれ、和平交渉の中で国際協定化されるが、テロリズムの場合はそのようなことはなく、いわゆる「影の戦争」として当面相手への損害・打撃だけを目的としている。
* 最近の国家テロリズムの代表例としては、1983年10月の北朝鮮秘密工作員によるラングーン爆弾テロ事件、1987年11月の北朝群秘密工作員による火韓航空機858便爆破事件、1988年12月のりビア情報機関員による米パンナム機103便爆破事件、1989年9月のりビア情報機関員による仏UTA機772便爆破事件、1992年2月のイスラエル軍機による「ヒズボラ」幹部爆殺事件なとが挙げられる。