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Re: 何故3人を批判する方が多いのでしょうか?
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/1127.html
投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 4 月 18 日 02:55:12:SjhUwzSd1dsNg
 

(回答先: 何故3人を批判する方が多いのでしょうか? 投稿者 lad 日時 2004 年 4 月 18 日 02:17:04)

魏志倭人伝に「持衰(じさい)」という役割の人がでてきます(※1)。

昔から集団パニック状態になると、誰か弱いもの見つけて殺さないと気がすまなかったようです。

これは、日本人特有のものではなく、要するに、集団ヒステリーというものです(※2)。

大学という本の中に「小人フ居して不善をなす(つまらない人々は、ちゃんとした人が見ていないと、下らないことを始める)」とあります(※3)。ちゃんとした指導者が、ちゃんとした方針を出せなくなると、民衆は暴走するということです。

※1:持衰
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http://www.nakamura-u.ac.jp/~library/e-lib/wa/head.htm

魏志倭人伝

倭人たちが海を渡って中国に。やって来るときには、つねに一人の人物が頭髪を梳かず、しらみもとらず、衣服は垢に汚れたままにし、また肉食もせず婦人をも近づけず、すなわち彼をあたかも死者の喪に服している人のようにさせる。これを持衰(じさい)といっている。もし、航海が吉善であったならば、人々は彼に生口(奴隷)や財物を与える。しかし、旅行者の中に病人が出たり、暴風雨の被害に遭った時には、その持衰と呼ばれる者を殺そうとする。そうした凶事が起るのは持衰が禁忌を守らなかったからである、というのである。
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http://www.angelfire.com/la/kenlai/history/japan.html
《後漢書.倭傳》

行來渡海,令一人不櫛沐,不食肉,不近婦人,名曰"持衰",若在?吉,利則顧以財物;如疾病遭害,以為持衰不謹,便共殺之。

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《三國志卷三十.魏書三十.烏丸鮮卑東夷傳第三十》
倭人在帶方東南大海之中

其行來渡海詣中國,恆使一人,不梳頭,不去?蝨,衣服垢?,不食肉,不近婦人,如喪人,名之為持衰。若行者吉善,共顧其生口財物;若有疾病,遭暴害,便欲殺之,謂其持衰不謹。
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※2:集団ヒステリー
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http://www.jsme.or.jp/bio/news/27/27-1.html

 山本七平氏の「ある異常体験者の偏見」という本の中に、扇動の方法論が解説されている。それによると、扇動の原則は、まず一種の集団ヒステリーを起こさせ、そのヒステリーで人々を盲目にし、同時にそのヒステリーから生じるエネルギーがある対象に向うように誘導する、だそうである。また集団ヒステリーを起こさせる方法は、あくまで「事実」だけを披露して、自分の意見や主張を述べず、受け手に判断させているように錯覚させ、そのくせ事実の並べ方で受け手を誘導する、のだそうである。
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※3:「小人フ居して不善をなす」
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http://www.icikids.org/university.htm
http://member.nifty.ne.jp/take_tk/honyaku/daigaku1.html
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小人フ居為不善        つまらない人間は人が見ていないと悪いこと
               を始める。
無所不至           どこまでやるかは限りがない。
見君子而后厭然?其不善    立派な人を見てはじめて自らの不善を隠そう
               と思い立ち、
著其善            とって付けたように善行を示そうとする。
  (?=「拾」に「算」の下の部分という字。覆うという意味)
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