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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu69.htm
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人質解放速報視聴率はNHKの圧勝 テレビ報道の
人質家族を使った自衛隊撤退プロパガンダは許せない
2004年4月17日 土曜日
◆イラク人質事件の政治面は日本政府の勝ち 極東ブログ 2004.04.13
http://finalvent.cocolog-nifty.com/
私は昨日の夕方あたりから、この事件の真相は狂言ではないかという心証を強くした。ええいとそちらのほうに思いの軸足を寄せてみると、各種の疑問が解きやすいという感じがした。そして、なにより、ニュース報道の見方ががらっと変わることに驚いた。
小泉、福田、川口の腹が透けて見える感じもした。さて、自分の心証がそうなら、どれだけ批判を喰らっても、正直これを極東ブログに書くかというところで逡巡した。一晩考えてみるかなと。そして、一晩経ち、「人質事件は狂言だよ」というのは、ぜんぜん主張にはならんなと思った。というか、そう言うことの無責任さを思った。
だから、この事件は狂言だと主張したいわけではない。が、ブログなんだし、心証としてなら、語ってもいいだろう。この事件の私の心証は狂言だという点は変わらない。そう書きながら、矛盾するようだが、くどいが狂言だよと主張したいわけではない。なぜなら、狂言だとする決定的な理由はないこと、それを将来にであれ証明することも難しいこと、そしてなにより、狂言だとしても依然人命の危険性の点では変わらないことだ。
ただ、言った手前、ちょっと補足する。最初から狂言だったかとまで思ってはいないのだが、この点で私の最大の疑問は映像がCDだったことだ。私はCDに映像を焼き込む技術にそう詳しくない、わけではない、と笑いを取ってどうするだが、いずれDVには圧縮をかけなくてはいけないし、パソコンの環境も問われる。まず端的にMacintoshかWindowsか。
Macintoshなら、あの状況ではiBookか。おいiBookってジャーナリストの御用達だぞ。映像のほうはナイトショットじゃねーのか、と、それだけで犯人側のかなりの情報になるのだが、そうした情報はマニア側の推測ではあるものの、なぜか公的には情報がないのが変だなと思う。CD媒体からですら足がつくはずだし。
狂言かなという心証は、気取るわけではないが、2ch的な考察ではない(もっとも、2chというのはそうバカにしたものでもないぞと今回は認識を変えたが)。昨日のファルージャの記事を書きながら、これは人間の盾ではないかと思ったことだ。モデレートに見ても、現状の人質はファルージャで人間の盾にされているな、と思ったとき、あっと思った。日本人は、willinglyに人間の盾になりたいものなのだ。と、willinglyって英語まぜるなだよだが、私が思ったタームはそれだ。訳すと「喜んで」か。ちょっとニュアンスが違うが。
以上で、狂言かなの心証の話は区切りをつける。
現状を冷ややかに見ると、彼らが主体的(willingly)に人間の盾となっているかはわからない。だが、現状の推測としては、ファルージャの状況からは、人質の意志がどうであれ人間の盾と見ることは最も妥当だとは思う。すると、彼らの意志であれ、強制であれ、人命の危機という点では変わらない。私は、「プロ市民は氏んでください」とはまるで思わない。依然、彼らの人命救助は大きな課題だと思う。そして、それは、どうやら現状の政府側の裏の認識と同じなのではないか。
事態を政治的に見ると、自分としては、奇妙なことに気が付く。端的に言うとまるで陰謀論めくが陰謀論ではなく、単に政治的に見るということなのだが、日本政府は体よく「自衛隊撤退論」をつぶしてしまったということだ。
これは、テロ事件の原則を守ったが故というより、テログループから届いたとされる二報で、人質解放が先行したため、人質と天秤にされる自衛隊撤退要求が事実上雲散霧消したこともある。狂言説を取るならこの声明は最大の失敗でもあろうが、狂言説はもういい。いずれにせよ、この二報をこれ幸いと政府側はメディアで大々的にばらまいため、日本国民の大半の脳裡からは当面の自衛隊撤退問題が消え、人命問題だけになってしまった。
国内左翼にとっては、苦虫を噛むといったところだろう。その後、福田が言うところの情報が錯綜しているということになったので、仮に犯人グループ側から声明が出ていたとしても、事実上、錯綜した情報ですね、で終わることになる。
関連してアルジャジーラの対応も、不思議なほど、日本政府に好意的だった。もともと、アルジャジーラもテロリズムは好まないということかもしれない(テロは倫理的に恥ずかしいのだろうと思う)。
一つ気になったのは、イスラム聖職者からのスポークスマンの発言というのを、たまたま私はTVで見たのだが、彼の訴えかけの大半は、人質を約束通り解放しなさいより、米軍のファルージャ包囲を解きなさいだったことだ。なるほどなと思った。イラク人の本音は、米軍のファルージャ包囲を解くことにあるので、日本人人質や自衛隊撤退という問題が念頭にあるわけもないのだ。
結果として見れば、スンニ派のイスラム聖職者は、テログループの今回の事態を好ましく見ていないし、日本政府への理解を示している、と見ていいだろう。むしろ、こうした彼らの行動の表れこそ日本人は大切にしなくてはいけないのだと私は思う。
日本政府がうまくやっていやがるなと思いつつ、今朝のニュースをぼうっとラジオで聞きながら苦笑した。小泉はチェイニー副大統領に、人質事件の解決を協力を要請したのとことだ。
別に苦笑するほどじゃないというなら、サヨクなんかと縁のないいいセンスをしているということで、自分が嫌になる。サヨクは、この事態にさらに苦虫を噛んでいるはずだ、と私はピンとくる。結果として、構図が自衛隊撤退どころか米軍協力になっているからだ。
メディアでも私が雑見したブログなどでも、指摘がないようなので不思議に思うのだが、ファルージャ掃討戦において、ほぼ確実な鉄則がある。それは、米軍は絶対に米民間人焼殺犯人をとっ捕まえるということだ。もちろん、それは、米国国内世論向けなので、それに等しい心理インパクトを与えるだけでもいい。
報復感を米国民に伝える必要があるというわけだ。こんなの9.11以降の阿呆な米国政策を見て、日本人もすぐに分かれよと思う。と、書くとまたおまえさんだけ偉そうにであるな、すまん。少し冷ややかに考えると、現状では、以前のような目立った掃討戦はできない。しかし、報復のための掃討戦は絶対にやる、とすれば、どうやるのかというだけが課題になる。
(私のコメント)
昨日の日記で天皇の戦争責任を追及していくと、当時の新聞などのマスコミ報道に問題があったのではないかと指摘しました。最初に誘拐された三人の人質は無事解放されましたが、テレビ朝日などの被害者家族を正面に立てての報道姿勢に批判が集まっている。確かに家族にしてみれば命を助けるためにあらゆる手段を訴えるのは当然だ。
しかし民放のテレビ各局は被害者の家族の発言を繰り返し流してキャンペーンを張った。テレビ局にしてみれば被害者家族の発言を報道しただけというのでしょうが、人質の内の二人は北海道のNGOの活動家であり、親が共産党員だったりして色のついた家族だった。そして事件が起きるや否や、署名活動や反戦デモなどの組織化は素早かった。解放された人質のうちの一人はまだこういうことを言っている。
◆解放の1人、日本大使館に移送後 聴取に不快感
http://www.sankei.co.jp/news/morning/17iti002.htm
【ドバイ=田北真樹子】イラク邦人人質事件で、解放された人質三人のうち一人が解放直後に移送された在バグダッド日本大使館内で、今回の事件の責任はイラク人にあるのではなく、イラクに自衛隊が派遣されていることにあると批判し、自衛隊のイラクからの撤退を求めていたことがわかった。政府関係者が十六日明らかにした。
人質三人はバグダッド市内で解放された後、身柄を引き取りに来た上村司駐イラク臨時代理大使とともにいったんバグダッド市内にある日本大使館に入った。大使館内では、日本政府の担当者により、拘束されていたときの状況など簡単な事情聴取が行われたもようだ。
このなかで人質の一人は「イラク人は悪くない。悪いのは自衛隊だ」などと述べたという。さらに、人質事件解決のためバグダッド入りしていた警察庁の「国際テロ緊急展開チーム」のメンバーに対し、「どうして警察の人がいるのか」と不快感を示していたという。
政府の担当者は事件の解決に向けて、日本政府が全力を尽くしていたことや、世界から大きな関心を持たれていたことを、事件を報道した新聞などを見せながら説明。「こんなに世の中は心配していた」と理解を求めると、三人は事件の反響の大きさに驚いた様子だったという。
三人のうち郡山さん、高遠さんの二人はイラクでの活動の続行を希望し、これに対して日本国内では批判が強まっている。これと併せ、三人のうちの一人の自衛隊批判発言はさらに波紋を広げそうだ。これに関し、政府関係者は「解放された直後ということもあり、気分が高揚していたのかもしれない。三人の解放に向けて、政府をはじめいろいろな人が努力していたことを理解してもらうしかない」としている。
自衛隊は悪魔
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( 人殺し集団 自衛隊は撤退! )
(私のコメント)
開放された三人のうちの一人が警察の人に対して不快感を持ったのはなぜか。誘拐事件が起こったのだから警察が動くのは当然なのですが、この三人のうちの一人は狂言がばれることを恐れているのではないか。私もNHKのテレビで解放された直後の映像を見ていましたが、ふてくされた態度は、どうも匂う感じが溢れていた。
普通ならば開放された人質の人たちの事情聴取が終われば、インタビューなどが行われるはずですが今回はないだろう。かなりやばい発言が出ると予想されるからだ。郡山さんと高遠さんはこのままイラクでの活動の続行を希望しているようだ。彼らにしてみれば事件が片付いたのだからいいじゃないかということなのだろうが、ここが彼らの非常識なところだ。
あるいは狂言がばれて日本に帰ると袋叩きにされると思っているのか。いまのところ狂言説を肯定する、あるいは否定する決定的な証拠は出て来てはいない。だから心証での書き込みしか出来ませんが、米軍あたりが電話やネットの傍受しているのだろうから証拠を持っているかもしれない。
人質の三人は黒幕に踊らされただけでまったくの被害者かもしれないが、黒幕の中に日本人が関与している可能性もある。ならば日本国内の左翼活動家とテレビ局が連携して、自衛隊撤退キャンペーンをした可能性もある。しかしこのような見方は私だけではなく日本国民の多くが胡散臭さを感じているようだ。次のようなニュースもある。
◆人質解放速報視聴率はNHKの圧勝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040417-00000034-nks-ent
イラク日本人人質事件で、人質3人の解放を直後に伝えたNHKニュースが、22・6%(ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録したことが16日、分かった。同局は予定された番組を変更し、15日午後8時49分から午後10時までニュースを放送。解放された3人の映像が映し出された同9時7分には27・3%を記録した。同時間帯の前4週平均視聴率は11・2%だった。
一方、民放の特別番組は、TBS(同9時20分)が15・7%、フジテレビ(同9時5分)は13・8%、日本テレビ(同9時14分)は8・4%。テレビ朝日「報道ステーション」は10・8%だった。視聴率的にはNHKの圧勝だったが、放送評論家の佐怒賀三夫氏は「民放はコメンテーターを大勢呼ぶなど大騒ぎしていたが、対照的に映像を淡々と流すNHKの姿勢が視聴者に支持されたのではないか」という。(日刊スポーツ)
[4月17日9時22分更新]
(私のコメント)
私も連日テレビに釘付けでしたが、テレビ朝日などの人質家族を前面に立てての報道は不快だった。さらには田原総一郎が家族に「自衛隊撤退」を言わそうと見え見えだった。このようなテレビ報道の態度こそが狂言説が生まれる原因ともなっている。人質三人は自ら進んでイラクへ入国し拉致された。この点が北朝鮮による拉致とはまったく異なる。
民放はNHKほど取材力が無いから報道番組は作る能力がない。だからバラエティー路線で営利を追求するほうに走ってしまった。だから突発的な大事件があるとそれに対応することが出来ない。せいぜい久米宏のようなタレントで対抗せざるを得ませんが、プロレス中継アナがニュースキャスターとは民放の見識が疑われる。また専門家などのコネも無いからタレントがニュースのコメンテーターになっている。これでは報道局の看板は下ろすべきだろう。