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(回答先: 立川談志、イラク邦人拘束事件を語る 投稿者 エンセン 日時 2004 年 4 月 13 日 00:22:18)
物事の捉え方が一元的で知能の程度がわかる。そもそも自己愛でのみ人が動くというのも彼の言説の中では説明されていない。これではただの思い込みである。公に晒す動画で批判するのならそれなりの論理的説明が必要だ。
川に子供が落ちて溺れている時に人は一々頭の中で利害を考えて、それから川に飛び込んで助けようとするのであろうか。泳げない人が飛び込んで一緒に死ぬ場合もある。利害などではなくて感情だと思うのだが。「子供が溺れている→なんとかしなければ→飛び込む」この過程の中で子供が死ぬのが自分の中で悪い事だからという理屈で飛び込んでいるといえるのかもしれないが、それは本当に理屈といえるのかどうかが問題である。頭の中で選択しない行動を感情的な行動というのだと思う。
今回のイラク侵略でも感情で動いた人が少なからずいると思う。逆に言えば動かない人は感情が動かなかったのである。さて人類社会や地球のためを思えば、どちらが良い人間であると言えるだろうか。彼の言によれば「人を殺す」のも「人を助ける」のも同程度の選択であると終っている。非常に小さなものの考え方しかできないのであろう。その後の結果までを含めて善悪の選択と評価は考慮すべきだと思う。
彼は騒いでいる人に「馬鹿」と一喝しているみたいだが、人質の三人が騒いでいるという内容を私は聞いたことがないし、自分の家族が危険な状態にある家族側が騒ぐのは当然だと思うのだが。彼の身内は非常に彼が冷酷であるのでかわいそうである。そもそも感情などの部分を配慮しなければ動物については語ることはできない。
自衛隊は米兵の輸送をしています。イラクでは万単位の人が殺されています。アメリカと戦っているのはテロリストなのであろうか。私は全部とは言わないが大方はレジスタンスなのでは無いかと思う。侵略側を助けている日本国も同じ侵略側でしかない。それに対する抵抗なのだから、テロリストや過激派ですまされている報道がおかしい。
私は人質の三人がイラクに現在行くことは危険なのでやめて貰いたかったが、三人の感情的な面は同調できる。家にいてイラク侵略戦争はおかしいと思いつつも、大きな行動に移す余裕が無い自分を恥じている。国民が政府が悪事に荷担するのを止めれなかった時点で、確かに人質の民間人三名は殺されても仕方がないのかもしれない。しかし、一番の責任は三人でも国民でも無くて、最後に自衛隊は撤退しないと決めた政府にあると思う。三人が殺されたら政府が殺したのである。私はこのような非道な政府は認めない。できうる限りの努力をして政府を糾弾しようと思う。そして政府を批判できないこの男の程度を今知ったのである。