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2004.04.12
Web posted at: 15:33 JST
- AP
パキスタン北西部ペシャワル(AP) AP通信は11日、アフガニスタンのイスラム原理主義組織「イスラム党」指導者のグルブディン・へクマティアル元首相が、アフガン国民に対米蜂起を呼び掛けたとされる声明を入手した。
声明は、元首相の側近とされる人物がAP通信に伝えた。パシュトゥー語で書かれ、「アフガニスタンのへクマティアル」との署名があるが、本人のものかどうかは確認されていない。
声明はまず、イラクのイスラム教シーア派強硬派指導者ムクタダ・サドル師の支持者による反米闘争を歓迎すると表明。その上で、「アフガン国民もイラクの戦士たちと同様、占領者に対する蜂起の道を選ぶだろう」と述べている。
ヘクマティアル元首相は90年代、ラバニ政権下で首相を務めたが、95年にタリバン政権との戦いに敗れ、イランへ亡命した。02年にイランを出てからはアフガン国内に潜伏しているとみられる。現在はタリバンと協力関係にあると伝えられ、これまでにも反米闘争の呼び掛けを繰り返している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200404120013.html