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イラク復興支援の輸送業務を担当する航空自衛隊本隊の第2次派遣隊約25人が12日午前8時20分過ぎ、C130輸送機1機とともに愛知県小牧市の小牧基地からクウェートに向かった。
現地で輸送業務に当たっている航空機と隊員の交代のための派遣で、イラクで起きた日本人人質事件発生後も、隊員らは「粛々と任務遂行にあたる」と、この日を待っていた。
出発前、記者会見した派遣隊代表の大地秀則・2等空佐(54)は「人質の一刻も早い救出を望むと同時に、イラクの人道支援という任務を完遂したい」と語った。この後、隊員らは、家族や小牧基地関係者約400人の前を敬礼しながら行進し、機体が空色に塗られたC130機に乗り込んだ。
空自は昨年12月26日、先遣隊計48人をクウェートとカタールに派遣。今年1月22日にはクウェートに本隊約110人を1次派遣するなど、C130機3機、隊員約200人の態勢で、イラクへの人道支援物資や米英軍の生活物資の輸送にあたっている。今後も順次、航空機と隊員を交代させながら任務を遂行するという。
一方、基地近くの公園では、市民団体「愛知県平和委員会」のメンバー約15人が、「イラク派兵反対」などと書いた紙を掲げながら抗議行動を行った。
(2004/4/12/10:42 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040412i302.htm