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スンニ派と停戦延長合意…ファルージャ
行方不明だった英国人は11日、解放され、ナシリヤのイタリア軍キャンプに保護された(AP)
【バグダッド12日=夕刊フジ特電】イラク中部のファルージャで激しい戦闘中の駐留米軍を中心とする連合軍とイスラム教スンニ派武装勢力は11日、同日午前10時(日本時間午後3時)から12時間の停戦で合意、連合軍と武装勢力との調停役を務めるイラク・イスラム党幹部は、停戦が12日午前10時(同午後3時)までさらに延長されたことを明らかにした。
ファルージャ周辺で誘拐された日本人3人の解放が遅れているのも、この戦闘と、武装勢力の米軍撤退要求が微妙に絡んでいるとみられる。
米国人とみられる男性も、拳銃を持った覆面男に拘束された姿が公開されている(AP)
停戦延長の合意を受け、大規模な戦闘は収まった。だが、AFP通信によると、停戦入り後の11日昼ごろ、市内の通りで米海兵隊が狙撃されて2人が負傷し、この後の銃撃戦で武装勢力側の1人が死亡した。
衝突は散発的に発生しており、今後の交渉の成り行きは不透明。イラク・イスラム党の別の幹部は、停戦の次の段階として、連合軍がファルージャの封鎖を解除するとの見通しを示している。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、戦闘開始から1週間でイラク人600人以上が死亡、約1200人が負傷したとみられると伝えた。
一方、中・南部で発生中の連合軍とイスラム教シーア派強硬派モクタダ・サドル師支持者との衝突でも、連合軍側が衝突収拾に向け、サドル師側と交渉を始めている。
ZAKZAK 2004/04/12