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(回答先: 緊急質問:3人誘拐犯モサド/CIA説「素人雇った」憲法改正狙い? 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 4 月 12 日 09:52:45)
木村さん、win win situationには同意します。
しかし、この言葉は全ての参加者にとってメリットがあるという意味よりは、どのような経緯で事態が進展しても、企画者のほうにメリットがあるという意味で広く使われていると思います。もともとは、戦争シミュレーションから派生しているようでもあります。
今回のサラヤ・ムジャヒディンと言われる誘拐団の「生きたまま焼き殺す」にしても、このことで即モサドと結びつけるのはまだ出来ないと思います。
「少なくともイスラム教徒の発想ではない」というところで考えたほうがいいかと。
こうであれば、論理的には「自作自演」の構造であっても「生きたまま焼き殺す」という発想の根拠になってしまいます。
はっきり言って、今回の誘拐団の主張というのは「社民党」みたいなものです。英米の諜報機関がこれをシミュレートしているという可能性もありますが、「見た目」ではあまりにナイーブなものです。
また、皆さん指摘しないこととして、邦人3人と一緒に一時拘束されたとされる「韓国人宣教師」は日本の報道ではすべて「キリスト教の」という表現になっていますが、外信ではかなりのメディアが”evangelical”なキリスト教という形容をしています。
例えば、アルジャジーラ。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/08AE4283-9193-4564-9417-167B50B27BD7.htm
Meanwhile, seven South Koreans who were captured near Baghdad on Thursday, have been released.
US ally South Korea has 600 army
personnel stationed in Iraq
The missionaries, all members of an evangelical South Korean Presbyterian church, were travelling in two cars from Jordan to Baghdad when they were seized on Thursday by a group of 25 to 30 armed men on a road just north of the capital.
このエヴァンゲリカルという形容はブッシュ一家にも多く使われ、宗教というよりはなにかの「流通ネットワーク」という含みさえあります。
この、韓国のエバンゲリカルなネットワークはイラク内にかなり浸透しているはずであり、同時に「社民党」的な物言いにもかなり関係していると考えています。
今回はこのような、イラク内における韓国の「キリスト教ネットワーク」と誘拐団の関係はまるでタブーであるかのように誰も言わない。
私はこのようなものがあると見ています。もし、仮にそうであれば、誘拐団の社民党的物言いとブッシュ、CIAがイスラエルに「奉仕」するというお約束のパターンとの矛盾が無くなるのかもしれません。このようなWin win situationがあると疑っています。