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イラク武装勢力、米・伊の6人拘束と主張
【バグダッド=中津幸久】ロイター通信は、フセイン政権崩壊から1周年にあたる9日、イラク武装勢力が計6人の外国人を、イラク中部「スンニ派三角地帯」にあるアブグレイブで拘束したと主張している、と伝えた。2人は米国人、4人はイタリア人という。
同通信の記者が、このうち2人をアブグレイブ内のモスク(イスラム教礼拝所)で目撃した。武装勢力からは、イタリア人だと説明を受けたという。1人は肩に負傷していた。
アブグレイブでは9日、イラク人武装勢力が、燃料を輸送中だった米軍車列を襲撃した。ロイター通信は、この際少なくとも9人が死亡したと伝えた。この事件と、外国人拘束情報との関連は不明。
またバグダッド北方で同日、米兵1人が仕掛け爆弾で死亡した。英スカイニュースによると、イラク内では、米国の軍事会社に勤務する英国人1人が射殺された。
バグダッドではこの日、外国人が多く利用するシェラトン・ホテルに向け、迫撃砲が撃ち込まれた。ホテルには命中せず、死傷者は出ていない。
一方、激戦地となっているスンニ派三角地帯のファルージャでは9日午後、米軍が一時的に攻撃を停止した。AP通信によると、この間、米軍と地元宗教指導者間が初めて接触、救援物資が搬入され、女性や老人が退避したが、その後、米軍は攻撃を再開した。
米軍当局はこの日、いったんは統制を失った中部クートを再び支配下に置いた。
(読売新聞)[4月10日1時22分更新]