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(回答先: 「政治は非情」=久間氏、人質家族に理解求める−邦人拘束 [時事通信]【くだらん物言いだ】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 10 日 04:00:46)
こうなったら拾っておく。よくもこういう下らないことを言えるものだな。
「政治は非情」=久間氏、人質家族に理解求める−邦人拘束 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040409-00000718-jij-pol
情なんか求めているのではない。国家には国家成員を救出するに際して、情を挟む余地などない。拒否の権利はない。
私的制裁を取り上げられた、武装解除された私たちは私的武装の権利を国家に預けている。預けたくなくても預けている仕組みにデフォルトで生かされているのが現行の国家体制だからだ。
これに異論のある人は、今短期的にアメリカさんにはほめてもらえるだろうが、長期的にみて国際理解を得られる可能性はほとんどまったくない(もちろん、その間に国際社会が国家観を変えるという事態が発生すれば別)。この意味では正邪(=あらゆる意味で系の内側にしかない)で争っても不利、民主主義的(=成員内の不確実性に依存する)に争っても益はない。
学者はいないのか、学者は、と言いたいところだけど、学者も学者である限り体制内正邪の判定員であることが多く、この場合、学のおかれた地位がもしインターナショナルな学問としてのそれだとすれば、あらゆる意味で異論が存在する限り発言は可能だが(覇権を取るか取らないかは別として)、伝統的に、日本の場合、すべての学問が政治の下位におかれている=国家の下にある、だから、ま、当然のこととして発言する人はあまり期待できそうにもないですね。