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【バグダッド9日共同】フセイン旧政権崩壊から丸1年を迎えながら再び戦闘地域が拡大しているイラクで9日、駐留連合軍とイスラム教スンニ、シーア両派の武装組織が各地で激戦を展開、いったん統制を失った中部クートを連合軍側が奪還した。
中部のシーア派聖地カルバラでは8日から9日にかけイラク人ら21人が死亡。米軍は7日から8日にかけ兵士6人の死亡確認を発表。AP通信によると、週初めの4日から9日までの米兵死者は40人。イラク人死者は460人以上で、双方の死者は500人を超えた。
中部ファルージャで米軍は8日、戦車やAC130攻撃機を投入。モスク(イスラム教礼拝所)に立てこもって銃撃する反米武装勢力を攻撃した。連合国暫定当局(CPA)のブレマー行政官は9日、一方的な攻撃中止を言明、武装勢力に投降を求めた。
[4月9日22時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040409-00000250-kyodo-int