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【サマワ(イラク南部)8日時事】イラク南部サマワに派遣されている陸上自衛隊の宿営地近くに迫撃弾が撃ち込まれた7日深夜(日本時間8日未明)、イスラム教シーア派の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師率いる私兵組織「マハディ軍」がサマワ市内に侵入したとの情報がイラク警察に入っていたことが8日、分かった。同警察はこの情報に基づき、市内を警戒している最中に迫撃弾事件が起きた。
イラク警察とオランダ軍によると、7日午後10時ごろ、サマワ市街のユーフラテス川を越えた同市北部地区にマハディ軍が侵入したとの情報が同警察に入った。このため、サマワ警察署や隣接するルメイサ警察署が同地区に重点的に警官を投入し、厳重に警戒していた。ムサンナ州警察幹部は迫撃弾事件について「マハディ軍による犯行の可能性もある」と指摘している。
陸自派遣部隊もオランダ軍から情報を収集し、宿営地の警備レベルを大幅に上げた。
イラクではサドル師支持者と駐留米軍などが各地で衝突し、治安が急速に悪化している。サマワのサドル師支持グループの代表は6日から同国中部のシーア派聖地ナジャフに向かい、ナジャフ近郊にあるクーファのモスク(イスラム礼拝所)に籠城(ろうじょう)しているサドル師周辺からサマワでの決起について指示を得ていたとの情報もある。サマワの治安を担当するオランダ軍関係者は「サドル師支持者から自衛隊が駐留連合軍と同一視されている可能性がある」と指摘した。
[4月9日7時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00000353-jij-int