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【バグダッド小倉孝保】イラク中部ファルージャで6日夜(日本時間7日朝)、米軍機がロケット弾を発射して民家4棟を破壊した。AP通信などによると、同夜の一連の攻撃で女性や子供を含むイラク人約40人が死亡、130人以上が負傷した。ファルージャでは7日朝にも米軍の攻撃が続き、イラク人ら多数が死傷したとの情報がある。
また、ロイター通信などによると、6日夜、中部ラマディ県知事庁舎近くの海兵隊駐屯地が数十人の武装勢力から迫撃砲などで攻撃を受け、米海兵隊員12人前後が死亡。武装勢力側にも約20人の死者が出た。
さらにAFP通信によると、イラク北部のキルクークの西50キロにあるハウィジャで7日、米軍のファルージャ攻撃に抗議するイラク人のデモ隊と米軍が衝突、子供を含むイラク人8人が死亡したという。
一方、ロイター通信によると、中部カルバラ付近の検問所近くで6日夜、占領軍が1台の車に発砲、イラン人5人とイラク人3人が死亡した。イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイン」を11日に控え、イラクには数千人のイラン人が入国しているという。
シーア派の対米強硬指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディ軍」と占領軍との衝突も戦闘地域が拡大し、米英軍以外の外国軍が交戦に巻き込まれた。6日には中部クートでウクライナ兵1人が死亡した。サマワで活動している陸上自衛隊は宿営地外の活動を当面、自粛することになった。
イラク駐留米軍のキミット准将は7日の会見で、「われわれはマフディ軍をせん滅する」と述べ、本格的な攻撃作戦を遂行する考えを表明した。
AP通信などによると、4日から6日までの3日間の死者はイラク人が150人以上、占領軍側も約30人にのぼっている。
毎日新聞 2004年4月7日 21時43分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040408k0000m030105000c.html