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nQ議院の若林秀樹「日々の雑記帖」を評価する。他の議員も見習え!
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若林秀樹「日々の雑記帖」
2004年4月7日(水)「益々深まった外交官殺害の謎」
ついに検死や被弾車両の鑑定結果が月曜日のイラク特別委員会の質疑を通じて明らかになった。検死から実に4ヶ月を経てである。その内容については予想通り犯人像を特定できるものではなかった。それにしても警察庁がマスコミに情報を事前にリークし、意図的に「米軍誤射説」を否定する誘導を行なったことは極めて遺憾である。その証拠に午後1時に質疑が始まった瞬間、携帯ニュース等で事前に知らされなければわからない内容が一斉に報道されたのである。本来であれば警察庁は公平、中立を一番保たなくてはならない組織である。このような行為を見ても、政府は「真実」を隠そうとしているのではないかと疑いたくなる。
警察庁発表の最大のポイントは車両が1メートル位の高さから撃たれ、その射入角がほぼ水平であるということである。マスコミはこれをもって、米軍の誤射の可能性は低くなったと報じた。確かに私はランドクルーザーがその車高よりもやや高い位置から撃たれている可能性があると推論した。しかし警察庁の発表は、一番被弾数が多い窓ガラス部分の射入角は測定不能であるということであり、入射角は一部のドア部分のみから測定したものであった。また1メートル程度の高さだとしても、米軍の機動車(ハンビー)は、高さ1メートル前後の窓から銃口を外に出して撃つことがあり、全く誤射説を否定したことにはならないのである。また銃弾の成分についても銃を特定できるものではないという発表であり、むしろ旧ソ連製の銃、カラシニコフ(AK47)で使用されている典型的な銃弾ではないこともわかった。以上の理由から「日本人外交官殺害の謎」は益々深まったといえる。今日は「外交官射殺事件真相究明有志の会」が発足する。気を引き締め新たなスタートとして真相解明に向け努力したい。