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「ナジャフのスペイン軍基地付近での戦闘にはブラックウォーターが加わっていた」その他(エル・パイス)
4月7日付のエル・パイス記事からです。
●『ナジャフのスペイン軍基地付近での戦闘にはブラックウォーターが加わっていた』
シーア派過激派に襲われたナジャフのスペイン軍基地「アル・アンダルース」から700メートルほど離れた米軍兵舎では米国のブラックウォーター・セキュリティ・コンサルティングの8名の準軍人が守っていた。ワシントンポストによると、8名の準軍人は警察軍、海兵隊員と共に数百名のシーア派の攻撃を受けた。その後に米軍のヘリコプターが武器の補給と1名の負傷者の搬出のために来たのだが、米国当局者はこの警備会社がどのような役割を果たしているのかは明らかにしていない。
その準軍人たちは、この地域に責任を持っているアル・アンダルース基地のスペイン軍、エルサルバドル軍、ホンジェラス軍とは無関係に行動し、同様にデモ隊から攻撃を受けた。ナジャフのシーア派は20名の死者の責任をスペイン軍に負わせているため、スペイン兵の間にはこの準軍人たちの行動に対する強い不満がある。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040407elpepiint_6&type=Tes&anchor=elpepiint
はっきりとは書いていないのですが、20名のイラク人の死者を出した4日のナジャフでの戦闘でブラックウォーターがかなり「活躍」したようです。シーア派サドル師の側近を逮捕し拘束したのは一体誰なのか、も疑われるところです。
●『在スペイン移民モロッコ労働者組合、宗教指導者とモスクの規制のためのイスラム委員会設置をサパテロに求める』
在スペイン移民モロッコ労働者組合のムスタファ・エル・ミラベット代表はスペインの次期政府に「宗教指導者とモスクの規制のためのイスラム委員会」の設置に協力するように求めることを表明した。スペインにはモロッコ人が約33万4千人おり他に居住許可申請中のものが20万人いる。同労働組合は14500人しか組織していないが全国のモロッコ人居住地に広がっている。スペインには他に2万4千人のアルジェリア人、1万8千人のパキスタン人がいる。ミラベット氏によると、モロッコ人のほとんどが穏健なスンニ派であるがスペインコック内にある多くのモスクとその聖職者たちは、アラビア湾岸諸国が資金を出したワハビ派に属するもので、「我々はスペイン国民との間に築いた信頼関係を守らねばならない」と語った。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040407elpepinac_2&type=Tes&anchor=elpepiesp
記事中のワハビ派についてはご存知の方も多いでしょうが、サウジアラビアのスンニ派の保守的な一分派で、例のビン・ラディンも属しているといわれています。
●『ホセ・ボノ次期国防相、ラムズフェルドに「スペインは親密な同盟国である」と伝える』
次期国防相が内定している社労党(現カスティーリャ・イ・ラ・マンチャ州代表)は、5日(月曜日)に米国国防長官ラムズフェルドと「一人のスペイン市民の資格」で会見し、スペインがアメリカの親密な同盟国であることを伝えると同時に、6月30日までに国連がイラク情勢で主役とならない限り撤兵する公約を説明した。Abcによると、この会見は米国保守系ロビイストのブルース・P・ジャクソン氏の仲介で行われたもので、ロドリゴ・トリーリョ現国防相とは無関係である。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040407elpepinac_11&type=Tes&anchor=elpepiesp
ヨーロッパ・プレスによりますと、ホセ・ボノはサパテロに電話で「すべて順調にいった」と伝えたそうですが、何が順調なのか、よくわかりませんが。
『英国で、化学兵器攻撃が食い止められる』
英国と米国の情報担当当局は、昨日、英国を狙った化学兵器による攻撃を食い止めた、と各マスコミに対して発表した。この化学兵器ニは、非常に毒性が強く揮発性の高い三酸化オスミウムが含まれている、とされる。しかし、BBCによると、この攻撃計画は「アルカイダのシンパ」によるもの、とだけ伝えられている。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040407elpepiint_7&type=Tes&anchor=elpepiint
本当かね。それにしてもイギリスはなかなかやられないな。なんでスペインが先だったのかな?